新鮮な北海道産品が羽田直送！ AIRDOと旬八青果店の共同展開

新鮮な北海道産品を羽田へ直送！

新たな物流モデルとして、株式会社アグリゲートが運営する都市型八百屋「旬八青果店」と、北海道の航空会社エア・ドゥが手を組み、北海道の新鮮な野菜や果物を羽田経由で東京都内へ直送するプロジェクトがスタートします。この取り組みは、道産品の販路拡大や航空貨物の利用促進を目指しています。

2025年9月1日から「旬八青果店」で開催される「北海道から直送！旬八×AIRDO 道産空輸フェア」では、バイヤーが現地生産者との商談を通じて厳選した道産品が手に入ります。特に、エア・ドゥによる「道産空輸 AIRDOダイレクト便」を使用したこのサービスは、輸送時の鮮度を保ったまま東京都内の消費者に届けることを狙いとしています。

北海道から全国の消費地へ

エア・ドゥが2024年8月に開始した「道産空輸 AIRDOダイレクト便」は、道内の生産地から直接商品を輸送し、鮮度を重視したサービスです。この新しい空輸プログラムでは、青果物をただ運ぶだけでなく、培ったノウハウを駆使して消費者が手に取りやすい価格で販売しています。これにより、かつて産地でしか味わえなかった新鮮な野菜や果物が東京都内でも楽しめるようになります。

エア・ドゥは、道産品の魅力を広めることを重視しています。この取り組みは「物流の2024問題」によって北海道から全国への販路拡大を図り、再生可能な物流システムを作り上げることを目指しています。

産地に足を運ぶバイヤーたち

旬八青果店のバイヤーは、2025年7月には北海道に足を運び、地元生産者との商談を通じて質の高い商品を調達しています。特に、規格外の青果や加工向けの作品も含めた取引を進めています。これにより、旬八青果店では新鮮な青果や加工品が豊富に揃うことを目指しています。

さらに、羽田空港から北海道の各空港を経由して配送される道産品は、その日のうちに売り場に並ぶことが可能となります。顧客は新鮮な青果を日々楽しむことができ、また、北海道産の規格外商品も東京で販売できるようになるため、地域の生産者にとっても大きな利点となります。

全国への販路拡大も期待

北海道と東京を結ぶこの物流システムは、単に物を運ぶだけでなく、全国的な流通の効率化にも寄与します。例えば、九州で青果の価格が上昇するタイミングの際、北海道から新鮮な青果を市場に供給することで、適正な価格を維持することが期待されています。

旬八青果店でのフェア開催

「旬八×AIRDO道産空輸フェア」は、2025年9月1日から10月26日まで、旬八青果店の全店舗で行われ、新鮮な道産品が並びます。このフェアでは、環境にも配慮しながら、北海道産の青果や水産加工品を提供します。また、空輸の可能性について議論する対談セミナーも開催される予定です。

参加店の中では、赤坂や天王洲の店舗で店頭試食会や特別なノベルティ配布も行われ、メディア向けの店舗ツアーも企画されています。これにより、旬八青果店は消費者との距離を縮め、北海道の魅力を伝える重要な場となるでしょう。