地方創生ベンチャー「イツノマ」、高鍋町にオフィス開設!
宮崎県都農町を拠点とするまちづくりベンチャー「株式会社イツノマ」は、2024年7月1日、高鍋町にオフィスを開設しました。
イツノマは、「人からはじまる、まちづくり」をミッションに、子ども・若者が参画するまちづくりで地方に活気を取り戻すことを目指しています。これまで、小学校・中学校の総合学習プログラムや、まちづくりホステルの経営などを通して、地方の課題解決に取り組んできました。
今回の高鍋オフィス開設は、歴史と文教の城下町として発展してきた高鍋町の強みを活かし、若者たちが積極的にまちづくりに参加できる環境を整備することを目的としています。
高校生と連携し、未来のまちづくりに挑戦
高鍋オフィスは、高鍋駅から蚊口海浜公園周辺を主な活動エリアとし、高鍋町内の高校生有志や、イツノマが連携している「東大生地方創生コンソーシアム」所属の大学生らとプロジェクトチームを結成します。
チームでは、SDGsやスマートウエルネスシティにつながる未来のまちづくりをテーマに、具体的な企画を立案し、実現を目指していくとのことです。
海をテーマにした事業展開も
高鍋オフィスは、高鍋海水浴場の目の前に位置する空き店舗の一角を賃借しており、絶好のロケーションを誇ります。
イツノマは、まちの貴重な資産である海をテーマに、宿泊施設の企画・運営や、蚊口海浜公園全体の付加価値向上につながる企画・運営を提案していく予定です。
7月12日には内覧会を開催
高鍋オフィスの開設を記念して、7月12日(金)には内覧会が開催されます。
内覧会では、高鍋オフィスや、蚊口海浜公園内にあるMMC(旧磯亭)の建物・周辺環境を案内する予定です。
内覧会概要
日時:7月12日(金)17:00~18:00
場所:MMC(旧磯亭)
内容:イツノマ高鍋オフィス(3号室)・MMC建物・周辺環境のご案内
受付:MMC建物1F(公園側入口)
株式会社イツノマについて
株式会社イツノマは、2020年に宮崎県都農町で創業したまちづくりベンチャーです。
都農町では、町のグランドデザイン策定、都農高校跡地基本計画、商店街再生イベント「みちくさ市」、デジタル・フレンドリー戦略、ゼロカーボン戦略など、地域活性化に向けた様々なプロジェクトに取り組んでいます。
また、都農中学校では、年間24時間の総合学習プログラム「つの未来学」を導入し、都農町内の小学校3校では、年間15時間の総合学習プログラムを実施しています。
さらに、2021年9月には、耕作放棄地にある空き家をリノベーションし、「HOSTEL ALA」を開業しました。
HOSTEL ALAは、まちづくりに関心のある社会人や学生のスタディツアーを実施し、町内外の人々の交流を促進しています。
代表者プロフィール
株式会社イツノマの代表取締役である中川敬文氏は、東京都出身で、関西学院大学社会学部を卒業しています。
1989年にポーラに入社し、1993年には新潟県上越市に移住して、国内最大級のパワー型ショッピングセンターの立ち上げと運営に携わりました。
1999年にUDS株式会社に入社し、2003年から代表取締役を務めました。「キッザニア東京」や「INBOUND LEAGUE」、「神保町ブックセンター」など、数々の場づくりや地方自治体のまちづくりプロジェクトを手がけてきました。
2020年3月に社長を退任し、宮崎県都農町に移住して株式会社イツノマを創業しました。
株式会社イツノマの事業内容
グランドデザイン
建築企画プロデュース
中高生のまちづくり教育
HOSTEL ALA経営
イツノマの挑戦、今後の展開に期待
イツノマは、高鍋町でのオフィス開設を機に、地域住民や若者たちと連携し、更なるまちづくりを推進していく予定です。
今後のイツノマの活動に注目していきましょう。