株式会社貴瞬、10周年の新展開
株式会社貴瞬(KISHUN Inc.)が創立10周年を迎えるにあたり、ドバイと台湾に新たな拠点を開設したことを発表しました。この新たな挑戦により、貴瞬は日本で培った「無価値なものを世界からなくす」という理念を広め、国際的にリユースジュエリーの価値を発信していきます。
貴瞬の理念とこれまでの歩み
株式会社貴瞬は、創業以来宝石や貴金属のリユース事業を通じて埋もれた価値を発掘し、新しい形で未来へとつなげる活動に取り組んできました。単なる売買にとどまらず、貴瞬は以下のようなビジョンを持って成長を続けてきました。
- - 多様な人が活躍できる環境
- - 取引先との長期的信頼関係の構築
- - 社員一人ひとりの成長を促す文化
これらの取り組みを通じて、「物と人、両方の価値を高める会社」としての地位を確立してきたのです。今回のドバイ・台湾への進出は、こうした理念を国際的に広める上で重要な一歩となります。
ドバイの持つ魅力
貴瞬がドバイに拠点を設置する理由は、世界的な宝石市場の中心地としての役割があるからです。ドバイは「黄金の都市」とも称され、世界中から金やダイヤモンドが集まる国際的なマーケットです。最新の市場データによれば、今後も宝飾品市場は年平均5~6%の成長が見込まれています。効率的に価値ある素材を流通させる基盤が整ったドバイは、貴瞬にとって理想的な拠点です。ここで確立する体制により、「高品質な宝石を迅速かつ透明性の高い形で日本のお客様に届ける」ことが可能になるでしょう。
台湾への期待
さらに、台湾の市場も注目されています。アジア地域は世界の宝飾品市場の40~60%を占め、今後の成長が期待されています。台湾は日本や中国、東南アジア各国へのアクセスが良いため、富裕層や中間層のジュエリー需要が拡大中です。台湾に新たに設立される拠点は、アジア全域のお客様に対して価値ある宝石を直接届ける流通ルートを確保し、貴瞬のグローバルな価値提供を加速させる要素となります。
辻 瞬代表のメッセージ
創立10周年を迎えた貴瞬の辻瞬代表は、「新しい挑戦の第一歩を踏み出します。ドバイ・台湾への拠点設立は、日本のリユースジュエリーの価値を世界に届ける大切なステップです。私たちの理念を広げ、多くの人々に価値を提供してまいります。」と語っています。
企業情報
- - 会社名: 株式会社貴瞬 (KISHUN Inc.)
- - 代表者: 辻 瞬
- - 設立: 2015年7月7日
- - 資本金: 10,000,000円
- - 従業員数: 262人 (2025年6月現在)
- - 事業内容: 色石、ダイヤモンド、貴金属の買取やジュエリー加工・リメイク、販売、輸出入
- - 所在地: 東京都台東区台東4丁目9-2 阪急阪神上野御徒町ビル12F
まとめ
貴瞬の海外拠点設立は、リユースジュエリー業界にとって重要な動きとなります。これからの展開に期待が寄せられ、日本の宝飾品の価値が世界で認知される日も近いでしょう。