アエラホームが新たに展開する「まちの建築家プロジェクト」
アエラホーム株式会社が、建築家との協力によって新しい住宅シリーズ「まちの建築家プロジェクト」の第二弾を発表しました。このセミオーダー住宅は、同社がこれまで主催してきた建築コンペティションで選ばれた22作品の中から、特に優れた3つの案を基にしたプロジェクトです。2024年12月20日から販売が開始されるこのシリーズは、デザイン性と機能性を兼ね備え、一般の人々が手に入れやすい価格帯で提供されることが大きな特徴となっています。
プロジェクトの背景と意義
注文住宅を検討している多くの人にとって、建築家による設計の依頼は高いハードルとなっていました。アエラホームはこの課題を解消すべく、高い住宅性能を維持しつつ、価格を抑えたセミオーダー形式を導入しました。この新しい試みは、質の高い住宅を広く提供することを目指しています。このプロジェクトは、単に「家」を提供するだけでなく、住まう人がそれぞれのライフスタイルに合った個性的な空間を手に入れられることを目指しています。
セミオーダー住宅の魅力
「まちの建築家プロジェクト」で販売される3つの住宅は、各建築家の独自のデザイン哲学が色濃く反映されています。これにより、住まう人が日々の生活を楽しむための特徴的な空間が創造されます。
岩井 一也の「囲い庭のある家」
岩井一也が提供するプランは、空へと開かれた2つの「囲い庭」が特徴です。これにより、プライバシーを保ちながらも開放感を味わえる住環境を実現しています。各部屋から囲い庭を実感できる設計により、自然を身近に感じる暮らしを楽しむことができます。吹き抜けのLDKや多様なゾーニングが施された空間は、住む人の生活に彩りを添えます。
大谷 拓嗣・奥山 香菜子の「包まれ緩やかに繋がる暮らし」
このデザインは、水回りを中央に集中させることで、家族がどこにいてもつながりを感じられるように設計されています。広い土間や坪庭は、外とのつながりを楽しむことができるスペースとして機能します。また、家族が一緒に過ごすことができる「みんなの広間」は、教育や遊びといった様々なシーンで活用できるよう配慮されています。
鈴木 岳彦の「応変の1階/不変の2階」
鈴木岳彦が提案する住宅は、生活の変化に対応できる「応変」と、変わらない安心感を与える「不変」という二つの空間を融合させています。1階は、家族構成や使用目的に応じて部屋の形を変えられる柔軟性があり、2階はいつ訪れても心安らぐ広々としたLDKが特徴的です。
今後の展開
アエラホームは、この新しいプロジェクトを通じて、より多くの人々に質の高い住宅を届けることを目指しています。この「まちの建築家プロジェクト」は、建築家とユーザーとの架け橋となり、それぞれのライフスタイルに寄り添った住まいを提供することでしょう。これにより、住宅市場に新たな風を吹き込み、より豊かな生活を実現するための一助となることが期待されています。