世界最大手の化粧品会社ロレアルが川崎市から表彰!
世界最大手の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社は、川崎市市制100周年記念式典において、13年にわたる里山保全活動が評価され、「川崎市市制100周年記念表彰環境保全分野未来賞」を受賞しました。
同社の研究開発部門であるロレアル リサーチ&イノベーションが中心となり、川崎市の久末イノ木特別緑地保全地区で、下草や竹の伐採、植樹などの活動を行ってきました。この活動は、川崎市の「新たな木を植え、守り育てる、新しい里山づくり」の一助となることを目的として、2011年からスタートしました。
2018年3月には、川崎市と日本ロレアルは「緑地保全管理に関する協定」を締結し、毎年継続的に里山の保全活動を行っています。
日本ロレアル株式会社ヴァイスプレジデント コーポレート・レスポンシビリティ本部長の楠田倫子氏は、今回の受賞について「ロレアル リサーチ&イノベーションの社員が中心となって行ってきたこの里山保全活動が、川崎市に表彰されたことを大変光栄に思います。ロレアルグループは地球温暖化や環境変化は人類と自然が生きる場所を潜在的かつ永久的に劣化させると考えており、それを打開するため長年にわたりサステナビリティ活動に注力しております。里山保全活動も事業拠点の生物多様性を守る上で重要な活動と位置付けており、近年では久末イノ木特別緑地地区の里山を“ロレアルフォレスト”と名付けて保全活動に努めてきました。これからもこの活動を通して、社員とともにサステナビリティについて考えるとともに、川崎市の生物多様性を守るべく貢献してまいります」とコメントしています。
ロレアルの持続可能な取り組み
ロレアルグループは、環境問題に対する取り組みを重視しており、持続可能な発展と環境を守るための「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを展開しています。このプログラムは、地球環境への負荷を低減し、社会への貢献を強化することを目的としています。
今回の受賞は、ロレアルグループが環境保護に対して真摯に取り組んでいる姿勢を示すものであり、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していくことが期待されます。