岡山県早島町に両備ロジサポート岡山ベースが新たに倉庫開設

岡山県早島町に新倉庫「両備ロジサポート岡山ベース」オープン

2024年2月20日、岡山県都窪郡早島町に新たな物流拠点「両備ロジサポート岡山ベース」が営業を正式に開始しました。この新倉庫は、両備ホールディングス株式会社の物流部門を担う両備トランスポートカンパニーによって運営されており、西日本エリアにおける重要な物流拠点としての役割を果たします。

便利な立地が魅力

新倉庫は「早島IC」からわずか1.9kmの距離に位置し、岡山自動車道、山陽自動車道、瀬戸中央自動車道といった主要な高速道路にもアクセス良好です。この立地特性を活かし、岡山や倉敷への配送はもちろん、福岡から関西、さらに南北を結ぶ物流拠点として機能します。また、今後のトラックドライバーの時間外労働に関する規制に対処するための中継輸送が可能な拠点の整備も進められています。

物流ニーズに応えるための取り組み

両備トランスポートでは、物流事業の強化を図るとともに、倉庫業務の拡充やサービス向上にも注力しています。この新倉庫は顧客のニーズに応じてレイアウトや自動化機器の導入ができるため、多様な物流ニーズに柔軟に対応することができます。近隣には複数の物流センターもあり、人材のスムーズな配置が可能です。このように、地域経済の発展を支えつつ、効率的かつ安定的な物流を実現することを目指しています。

新倉庫の詳細：コンテンツの充実

施設概要

- 所在地: 岡山県都窪郡早島町早島4651-3（GLP早島Ⅲ）
- 敷地面積: 約11,000㎡
- 延床面積: 約18,000㎡
- 構造: 鉄骨耐火耐震構造の地上3階建て

特徴

- 各階に利便性を考慮した荷物用エレベーターや垂直搬送機を設置し、効率的なオペレーションを実現。
- 快適な就労環境を提供するために空調設備や従業員用ラウンジも整備。
- 自然の温もりを感じさせるデザインが特徴的で、ビジネスの流れを円滑にするための事務室・会議室・応接室も完備。

災害対策と環境配慮

新倉庫は、地震リスクが低いエリアに位置しており、耐震構造を採用しています。また、高台に立地するため、水害リスクにも配慮されています。環境への負担を軽減するため、倉庫には太陽光発電が設置されており、持続可能な運営が実現されています。

未来への展望

両備ロジサポート岡山ベースは、西日本エリアの物流ニーズを満たすための中継拠点として機能していきます。今後、飲料メーカーを中心としたハブ機能センターを構築し、あらゆる業界の物流を支援することを目指しています。2026年度には売上高6億円を見込んでおり、両備グループとの連携でICTを利用した物流システムの導入も推進していきます。