AIを活用した物語創作の場、ロジカルAIスクール吉祥寺校の活動を紹介

新しい学びの現場、ロジカルAIスクール吉祥寺校

2023年11月2日に開校したロジカルAIスクール吉祥寺校では、AIを活用した教育が広がりを見せています。子どもたちがAIを通じて創作する授業や、様々な探究活動を行い、独自の物語を生み出し、表現する力を磨いています。今回は、その様子を詳しくご紹介します。

開校初日の盛り上がり

吉祥寺校の初日、子どもたちは「AIを使ってアイデアを形にしたい」という強い期待に包まれ、教室にはワクワクした雰囲気が漂っていました。AIと対話をしながら、自分のアイデアを膨らませる姿が印象的で、講師との意見交換も活発でした。保護者からは、「子どもがこんなに多く話すのは初めて」と嬉しい声が寄せられました。

創作授業の内容

ロジカルAIスクールでは、11月の例として、子どもたちが好きな童話の続きがどのように展開するのかをAIと共に考える授業を行いました。選んだ作品の中には『ごんぎつね』があり、子どもたちはAIに助けを求めながら、物語を書き進めました。

物語の手法

生徒は、物語の書き方だけではなく、表紙デザインや動画制作にも取り組みます。制作過程では、AIがサポートし、子どもたちは視覚的に魅力的な作品に仕上げていきました。また、授業の集大成である発表では、彼らの作品に対して、他の生徒からの質問やコメントが活発に行われました。これにより、“考え、創り、伝える”という力をうまく身につけています。

メディアによる注目

ロジカルAIスクールの取り組みは、フジテレビの『めざましテレビ』でも紹介されました。「最先端の子どもの習い事」として、勉強の様子が放送され、アイデアを形にする過程が映し出されました。この特集では、手描きのキャラクター制作から、3Dモデル化、さらには3Dプリンタでのフィギュア制作までの流れが紹介されました。これにより、ロジカルAIスクールの教育理念がより多くの人々に伝わる機会となりました。

ロジカルAIスクールの理念

吉祥寺校では、AIを“答えを出す機械”ではなく“考えるパートナー”として位置づけ、その導入に力を入れています。AIとの対話を通じて、子どもたちは問題を深堀りし、独自のアイデアを形成。さらに、実際の授業では、創作活動を通じて「考える・創る・伝える」力を育成しています。

多様な学びのコース

ロジカルAIスクールでは、年齢に応じた4つのコースを用意しています。これにより、全ての子どもたちが自分のペースで学ぶことができます。例えば、小学1〜3年生向けの「はじめてのロジカル」では、発想の基盤を築くことを重視しており、特に小学生高学年や中学生向けの「ロジカル・イノベーター」や「ロジカル・クリエイター」では、AIを使用した実践的な課題解決にも取り組んでいます。

今後の展望

ロジカルAIスクールの代表である川島優貴氏は、「子どもたちが自分の考えを形にする力を育む場がここにある」と熱意を込めて語ります。子どもたちがこのスクールで経験する「できた！」という瞬間が、自信や探求心を育む源になると信じています。今後も一人一人の学びを大切に、成長を支える教室づくりを続けるとのことで、これからの活動も楽しみです。