企業の防災対策を強化！2025年「オフィス防災EXPO」が名古屋で開催

企業の防災対策をテーマにした「オフィス防災EXPO」開催

2025年の夏、ポートメッセ名古屋にて、中部エリア最大級のバックオフィス向け展示会「名古屋・総務・人事・経理Week」が開催されます。その中で特に注目されているのが、「第7回オフィス防災EXPO」です。このイベントは、7月23日（水）から25日（金）までの3日間にわたり、企業の防災対策やBCP（事業継続計画）に関する最前線の情報を提供する場となります。

南海トラフ地震への備え

南海トラフ地震については、最近政府の中央防災会議で新たな防災対策が発表されました。今後10年間で、死者をおおむね8割削減し、全壊・焼失建物数を5割削減するという目標が掲げられています。この背景には、地震やその他の自然災害が増加している現状があります。企業にとって、災害発生時に社員が無事であることはもちろんですが、その後どう業務を継続するかも非常に重要です。特に、「社内備蓄」の取り組みがこれからのキーワードとなってきます。

社内備蓄とBCP対策の重要性

災害の際には、オフィスから帰れない状況が生じる可能性があります。そのため、事前に備蓄品を整備しておくことが企業の安全対策には欠かせません。一方で、BCP対策も年々企業の注目を集めています。BCPは、自然災害やシステム障害に対して企業が重要な業務を継続するための計画です。この2つの対策は補完的な関係にあり、いずれも必須です。

「オフィス防災EXPO」の見どころ

「オフィス防災EXPO」では、多様な防災製品やサービスが展示され、企業が災害に備えるための具体的なソリューションが提供されます。特に注目されるコーナーとして、社員の命を守るための備蓄品チェックエリアがあります。ここでは、専門家への相談や、実際の製品を確認しながらの備蓄品の見直しが可能です。また、南海トラフ地震に備えたセミナーも予定されており、経営者や防災担当者に向けた情報提供が行われます。

同時開催イベント

さらに、このイベントは他の展示会とも同時開催されます。人事労務や福利厚生、業務改革をテーマとした展示が多数出展される予定です。さまざまなバックオフィス関連の情報を一度に得ることができる貴重な機会です。

取材と参加方法

取材を希望するメディア関係者には、事前に申し込みが必要です。応募後にはプレスバッジが発行され、入場がスムーズに行えます。また、一般来場者も無料で参加でき、事前申し込みが求められます。

このように、企業の防災対策が急務となっている今、「オフィス防災EXPO」はその解決策を提案する重要な場となります。名古屋で開催されるこの一大イベントを通じて、多くの企業が備えを強化することを期待しています。