青森の健康増進NPO法人
2023-06-14 11:00:03

青森で地域医療の架け橋—NPO法人ココキャンの設立へ向けた取り組み

NPO法人ココキャンの設立背景と活動内容



青森県は固定観念として「日本一平均寿命が短い」と言われています。そこで立ち上がったのが、特定非営利活動法人(NPO法人)ココキャンです。本法人は地域住民の健康意識を高めることを目的に設立されました。医学生と地域住民の架け橋となって、健康増進への取り組みを推進しています。

設立の経緯



ココキャンの起源は2年前に遡ります。当時、医学生たちは「地域住民と医療の架け橋となる」ことを目指し、任意団体として活動を開始しました。この活動では、医カフェの運営や医療啓発を通じて地域の健康を支え続けてきました。しかし、任意団体の枠組みではより多くの人々にアプローチすることに限界を感じ、NPO法人化を決定しました。これにより、よりスムーズにステークホルダーとの連携が進むことが期待されました。

主要事業の紹介



ここでココキャンの主な事業内容について詳しく説明します。

1. 医療啓発に関わる事業



ココキャンでは医療に関する啓発活動を積極的に行っています。具体的には、ヘルシーメニューの開発や、食生活改善のモデル事業への参加、さらには医カフェでの健康チェックスペースの設置など、多岐にわたる活動が行われています。また、定期的に開催されるZoomセミナーでは医学生や医師が地域住民と直接対話をする機会を設け、地域住民の健康リテラシーを向上させています。

2. 地域課題解決のためのセミナー及びイベント事業



弘前市の健康を支えるための調査と施策の展開も行っています。「弘前市健康とまちの賑わい創出事業」では、地域の他の事業者と連携し、さまざまなイベントを実施。例として、株式会社カゴメから提供された野菜摂取量を測る「ベジチェック」を医カフェに導入し、地域住民の健康意識を向上させるための取り組みを行っています。

3. 小中高生への健康教育と進路支援事業



子どもたちに対する健康教育も重要な取り組みのひとつです。本法人ではこども食堂の実施を通じて、地域の子どもたちの居場所づくりや健康教育を行っています。医療に対する理解を深めることで、子どもたちが将来の進路を自分で考えられるような支援も行っています。

4. 医カフェの運営



医学生が気軽に地域住民と交わることができる「医Cafe SUP?」を運営しています。ここでは健康を意識した飲食メニューを提供し、医療に関する情報交換の場としても機能しています。来店者は、健康チェックを受けることができ、自分の健康を“見える化”することで、より健康意識の高いライフスタイルを送れるようになります。

賛助会員の募集



ココキャンでは、活動を支えてくれる賛助会員を募集しています。地域の健康を共に支え、より良い未来に向けて歩んでいきましょう。NPO法人ココキャンは、医学生教育を通じて、地域住民がより良い健康選択をする手助けを続けていきます。医学生たちが地域へ出向き、住民とのコミュニケーションを図ることで、医療のあり方を変えていく未来を目指しています。

会社情報

会社名
NPO法人ココキャン
住所
青森県弘前市銅屋町58-1アサヒハイツ203
電話番号

関連リンク

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