大和ハウスグループのEV充電インフラ拡充
ENECHANGE株式会社がプラスチック製品の環境負荷削減に寄与するため、電気自動車(EV)の充電インフラの整備を強化しています。新たに5店舗のロイヤルホームセンターに、合わせて20口の6kW普通充電器「EV充電エネチェンジ」を導入しました。この取り組みは、政府が2035年までに新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げている背景からも、急務となっています。特に2050年までの脱炭素化へ向けた施策が進む中、EVやプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及が求められています。
設置されたロイヤルホームセンター店舗
今回導入された充電器は次の店舗で利用可能です。各店舗の住所と充電器設置口数も合わせてご紹介いたします。
1.
ロイヤルホームセンター千葉北
千葉県千葉市稲毛区六方町75-1
充電器口数: 4
2.
ロイヤルホームセンター習志野
千葉県習志野市東習志野6丁目7-15
充電器口数: 4
3.
ロイヤルホームセンター相模原橋本
神奈川県相模原市緑区西橋本3丁目9‐8
充電器口数: 4
4.
ロイヤルホームセンター長久手
愛知県長久手市勝入塚715
充電器口数: 4
5.
ロイヤルホームセンター豊中
大阪府豊中市服部寿町5丁目92-1
充電器口数: 4
各店舗の充電器は営業時間内に利用可能です。
EV充電エネチェンジの特徴
導入された「EV充電エネチェンジ」は、さまざまな認証方法に対応しているため、顧客のニーズに合った利用が可能です。主な特徴は以下の通りです。
- - 最大出力: 6kW(一般的な3.2kWの充電器の倍速で充電可能)
- - コネクタ: Type1規格(ほとんどのEVおよびPHVに対応、テスラ利用には変換アダプターが必要)
- - 定格電圧: AC200V
- - 充電ケーブルの長さ: 約5m
この充電器を利用することで、EVユーザーの利便性や満足度が向上することが期待されています。特に、商業施設での充電環境を整備することで、旅行や買い物の際に気軽に充電が可能となります。
エネチェンジの取り組み
ENECHANGEは2015年に設立され、2021年からEV充電サービスを提供しています。現在、同社の充電器は全国の商業施設や宿泊施設、オフィス、マンションに設置されており、業界内で高い評価を得ています。設置費用が無料のプランを提供し、ユーザーにとって魅力的な充電体験を構築しています。
また、充電器の利用状況をアプリで確認でき、決済も簡単に行えます。EVユーザーには特に便利な「エネチェンジパスポート」プランがあり、定額で日中に何度も充電することが可能です。これにより、自宅に充電設備を持たない利用者にとっても経済的負担が軽減されるメリットがあります。
結論
EV充電インフラの拡充は、脱炭素社会を実現するために欠かせない取り組みです。大和ハウスグループのロイヤルホームセンターに設置された充電器は、電気自動車の普及を促進し、環境保護への貢献につながることでしょう。今後もエネチェンジのような企業によって、充電インフラがさらに充実していくことが期待されます。