空き家問題に連携!
2025-04-01 10:49:23

太子町とクラッソーネが連携し空き家問題に取り組む新たな一歩

太子町とクラッソーネの連携の背景



株式会社クラッソーネは、愛知県名古屋市に本社を構える企業で、解体工事に特化したプラットフォーム『クラッソーネ』を運営しています。この度、兵庫県太子町と『空き家除却促進に係る連携協定』を結び、地域の空き家問題に取り組むこととなりました。この協定は、全国的な社会問題である空き家の増加に対処するための重要な一歩です。

近年、全国の空き家数が900万件に達し、空き家率は13.8%に達しています。兵庫県内でも空き家は17万3000戸に上り、太子町も例外ではありません。ここでは、空き家の約9割が小規模な修繕で再利用可能とされる一方、8割以上が昭和56年以前に建築された旧耐震基準の物件であり、今後の老朽化が懸念されています。このような中で、太子町は空き家の予防・適正管理・利活用・除却支援に取り組んでいますが、依然として様々な理由から自由に除却が進まない実情があります。

協定による主な取り組み



これに対抗するため、クラッソーネは『解体費用シミュレーター』を介して、空き家所有者に解体の概算費用を提示し、所有者が必要な情報を容易に得られる仕組みを整えています。さらに、取得した建物情報を基にした『空き家価値査定シート』を通じて、管理コストや解体費用、土地売却の査定価格を提供し、所有者が適切な判断を下す助けとなります。

地域化と安全なまちづくり



この協定締結を受けて、太子町は住民に向けて空き家に関する豊富な情報を提供し、解体支援を促進していく狙いがあります。町長の沖汐守彦氏は、『この協定が空き家管理の足掛かりとなり、早期解消につながることを期待しています。』と述べ、さらなる地域の活性化を目指しています。

また、クラッソーネのCEO川口哲平氏も『空き家解決には自治体と民間事業者の協力が重要です。』と語り、実際に空き家問題への対策が進むことを期待していることを伝えました。デジタル技術やデータを駆使した取り組みで、自治体の業務効率化や住民サービスの向上に寄与していく所存です。

まとめ



今後もクラッソーネは、空き家問題による社会的な課題を解決するため、太子町と密な連携を保ちながら、安全で安心なまちづくりに貢献していきます。この協定は、住民にとっても重要な意味を持ち、地域社会が抱える空き家の悩みを共に乗り越えていく力となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社クラッソーネ
住所
愛知県名古屋市中区栄2丁目11−30セントラルビル5階
電話番号
052-589-8085

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