大家と入居者をつなぐ新しいマッチングサービス『マテバ』
賃貸物件の運営を行う大家にとって、空室が出た際の対応は常に頭痛の種です。内装を整えたり、再度の賃貸準備を行うためには、時間とコストがかかります。また、入居者が決まるまでの間、仲介業者に支払う広告費が家賃数か月分に達することも多く、機会損失のリスクは大きいものです。そんな悩みを抱える大家のために生まれたのが、マッチングサービス『マテバ』です。
このサービスは、2022年5月に施行された改正宅地建物取引法を背景に、デジタル化が進む不動産業界での新たな試みです。『マテバ』は、大家が直接入居者にアプローチできるプラットフォームを提供し、収益率向上へと導きます。
『マテバ』の特徴
『マテバ』は、従来の不動産流通の概念を覆すサービスです。転居希望者が希望条件を登録すると、適した大家や管理会社から物件の詳細が届きます。やり取りは全て『マテバ』上で完結し、内見予約や契約も簡単に行えます。これにより、大家はかかる広告費や仲介手数料の削減が可能となり、双方にとってメリットのある仕組みを構築しました。
利用料金
- - 大家・管理会社:登録無料、マッチングごとに38,500円(税込)
- - 転居希望者:登録、利用、マッチング料は全て無料です。
機能の紹介
1.
マッチングサービス:転居希望者は気に入った物件に「いいね!」が可能。大家は条件に合った転居希望者を探せます。
2.
メッセージ機能:大家からの連絡後、メッセージのやり取りができ、設備の故障などにも活用可能です。
大家にとってのメリット
1. 広告費削減
従来、大家が仲介会社に支払う広告宣伝費は家賃の1〜3ヶ月分。『マテバ』では、マッチング料金が38,500円(税込)で済むため、非常に運営コストを抑えることができるのです。
2. 機会損失の減少
『マテバ』には多くの転居希望者が集まっているため、空室期間を最小限に抑えることができます。大家が自ら能動的に入居者を探すことで、待機時間が減ります。
3. 物件のブランディング
大家が直接入居者にアプローチできるため、特定のテーマに沿ったマンション経営が可能に。特定の職業や地域に限定することができ、コミュニティ形成にもつながります。
入居者にとってのメリット
仲介手数料がかからず、初期費用を最小限に抑えた『マテバ』は、賃貸契約をより手軽に。家賃保証料や家財保険料を低く設定することで、転居希望者にとって理想的なサービスとなっています。
今後の展望
『マテバ』は、1年内に1000件のマッチングを目指し、1億円の資金調達を計画。賃貸業界の市場規模は約12.8兆円という大きなチャンスが広がっており、その中で大家と入居者に喜ばれるサービスを提供し続ける意向です。
サービスサイト
詳しい情報は
こちらのリンクからご覧いただけます。
会社概要
- - 社名:マテバ株式会社
- - 所在地:東京都渋谷区宇田川町19-5
- - 代表者:筒井太一朗
- - 設立:2020年11月
- - 事業内容:賃貸物件プラットフォームの運営
- - URL:マテバ公式サイト