複合機業界共通の教育システム、2024年度版の申し込みがスタート
一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)が提供するカスタマーエンジニア(CE)学習システムの2024年度版が、ただいま申し込み受付中です。このプログラムは、複合機のサービス・サポート業務に従事する技術者のスキルアップを目的に、2007年から実施され、これまでに延べ11万人以上が受講してきました。
CE学習システムの概要
2024年度版のプログラムでは、「共通スキルコース」が用意されており、業種を問わず参加できる内容となっています。具体的にはヒューマンスキルやコンプライアンス、ICTリテラシー向上に焦点を当てたテクニカルスキル習得コースがあり、参加者は自身のスキルに応じてコースを選択できます。
CE向けには、MFP(マルチファンクションプリンター)およびFAX基礎コースが設定されているほか、電話応対など顧客対応に際するスキルを強化する「電話応対コース」もあります。これらのコースにより、業界の標準的なスキルを身につけることができ、会員企業だけでなく、会員以外の方々も参加可能です。団体での申し込みも受け付けています。
申し込みと利用可能期間
申し込みは2024年10月18日から2025年3月14日まで受け付けています。また、e-ラーニングコースは同年の11月1日から2025年3月31日まで利用可能です。さらに、スキル診断も同じ期間に実施されます。
申し込みの際は、以下のリンクから手続きを行ってください:
参加費用は税込み1,100円で、認証キーは『otls2024』です。参加者は個別で申し込みが可能ですが、団体としても受け付けています。
今後の展望と事務機械業界への貢献
今後、JBMIAサービス・サポート委員会は、事務機械業界における顧客の満足度向上や、サービス・サポート業務のさらなる発展を目指します。具体的には、CEに求められるスキル向上に関して、専門のタスクフォースを結成し、業界のニーズに応じた研修内容の見直しやスキル診断の精度向上を図っていく予定です。
これからも、業界に必要な技術者の育成に努め、顧客の期待に応えるために体制を整えていきます。サポート事業に従事するすべての関係者にとって、非常に重要なプログラムですので、ぜひこの機会に参加をご検討ください。
お問い合わせは、Eメールでの申し込みも受け付けておりますので、何かご不明な点がございましたらご連絡ください。 高い専門性を身につけ、今後のキャリアに活かしましょう!