新刊『心理職大全』の登場
心理職に特化した唯一の国家資格である「公認心理師」。この資格の背景やその重要性は、近年ますます注目されています。その中で、京都コムニタスが発行した新しい書籍『心理職大全』が新たなスタンダードとして全国で発売されることが決まりました。この本は心理職を目指す人々にとって、貴重な情報源となることでしょう。
心理職の多様性
日本には臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士など、多様な心理職資格があります。それらの資格は、様々な理論や実践に基づいており、非常に専門的です。しかし、その数は30を超えるとも言われ、受験生はどの資格を目指すべきか迷うことも多いでしょう。そのような状況を踏まえて、平成29年には公認心理師法が施行され、全国統一の資格として公認心理師が設立されました。
『心理職大全』の概要
この新刊は、井上博文、吉山宜秀、藤本健太朗という著者によって、心理職の成り立ちから就職までを詳細に解説しています。全288ページで構成され、その内容は次のようになっています。
- - 日本の心理職と資格 では、大学院と心理職の関係や臨床心理士の歴史、公認心理師とは何かが語られています。
- - 心理職資格取得後の仕事の実際 では、実際の心理職がどのように生活し、働いているのか、そして独立した職業としての側面も紹介されます。
- - 公認心理師養成大学院への道 では、受験対策や面接対策など、具体的な勉強法が示されています。
この本の特徴的なポイントは、現場の声を反映した内容で、多くのインタビューを取り入れていることです。また、心理学の学習方法や英語に関するアドバイスもしっかりとしています。これから心理職を目指す学生にとって必携の一冊となるでしょう。
京都コムニタスの教育方針
京都コムニタスは、大学院受験対策に特化した塾であり、一般的な学力向上に加え、個別のカスタマイズした教育プランを提供しています。受験生一人ひとりの学習スタイルに応じて、柔軟な指導が行われ、入学後の生活が充実するよう配慮されています。
このような質の高い教育サービスにより、多くの受験生が公認心理師試験に合格し、心理職として活躍しています。
結論
新たな心理職の時代を迎える中で、『心理職大全』は間違いなく重要な一冊です。公認心理師資格が普及するにつれて、心理職が求めるスキルや専門性も高度化するでしょう。この本を手に取ることで、心理学を学び、資格を取得したいと考える多くの人々が道を切り開く手助けになることを期待しています。
- - 発売日:2022年6月9日
- - 出版元:東京図書
- - 販売価格:2,420円(税込)
本書を通じて、心理職の新たな理解を深め、未来の心理職の道を切り拓く手助けとなることを願っています。