古民家を活用した新たなコミュニティスペースの誕生
東京都東村山市では、110年の歴史を持つ古民家を再利用し、新たなコミュニティスペース「新家(shinya)」の創造が進められています。このプロジェクトは、2027年春のオープンを目指しています。市民、アーティスト、地元企業、そして行政が一体となって手を取り合い、地域の活性化と文化の継承を目指す官民連携の取り組みです。
「新家(shinya)」の特徴
「新家」は、かつて「新家」として知られた古民家を基盤としており、地域のアートや食を中心に据えた多機能施設として生まれ変わります。アート作品の展示や地域交流イベントを通じて、人々の新たな出会いや創造的な交流が生まれることを期待しています。また、地域の観光誘致に寄与する中心的な場所となることも重要な要素です。
キックオフイベント「息吹(ibuki)」について
この新たなプロジェクトのスタートを記念して、2025年3月16日(日)に行われるイベント「息吹」は、新家のコンセプトを体感できる多彩な企画が用意されています。開催場所は、東京都東村山市多摩湖町の築110年の古民家「新家」。この映える舞台で、多くの市民やアーティスト、さらには地域の生産者が集まります。イベントではさまざまな体験や交流の機会が提供されるため、地域の文化やおいしいものを味わえる貴重な体験ができるでしょう。
開催概要
- - 日程:2025年3月16日(日)10:00~15:00(小雨決行)
- - 会場:東京都東村山市多摩湖町4丁目11番地1(築110年の古民家「新家」)
- - アクセス:西武多摩湖線「多摩湖駅」から徒歩約7分、西武園線「西武園駅」から徒歩約10分
また、車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
イベントプログラム
1.
新家のビジョン紹介
プロジェクトの関係者によるプレゼンテーションや、完成イメージの模型・パネル展示、動画上映などが行われます。
2.
アート&ワークショップ
町中に飾られたアート作品の展示を通じて、新家の鼓動を感じる体験や、美術作家・深浦よしえ氏によるライブペインティングが行われる予定です。また、地域名物の「ひがっしー焼き」を実際に作る体験もあります。
3.
食を通じた交流
国産小麦を使用した手作りパンや、国産ダチョウを使ったオーストリッチカレー、地元の焙煎機で淹れたコーヒー、さらに「こだいらポポービール」など、地域の美味しいものを楽しむことができます。
4.
新家の未来を語る
参加者が新家でやりたいことを自由に発表できるオープンマイク形式のコーナーも設けられており、来場者のアイデアが集まります。
このキックオフイベントは、事前の申し込みは不要で、誰でも参加できるオープンな形式となっています。地域づくりやアート、古民家に興味がある方、新たな交流の場を探している方など、幅広い方々の参加をお待ちしています。
お問い合わせ
ご不明点がある方は、東村山市役所地域創生部シティセールス課にご連絡ください。
電話:042-393-5111(平日のみ 8時30分~17時15分)
新しいコミュニティスペース「新家」のオープンを目指して、共に未来を創造していきましょう。