モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を展開している株式会社INFORICHが、新たな施策を発表しました。この施策は、2025年の8月25日から10月31日までの期間限定で、返却期限を過ぎた状態でバッテリーを保有している利用者が対象になります。バッテリーの返却を完了した際には、次回利用時に使用できる1,000円分のクーポンコードをプレゼントするというものです。この取り組みは、ユーザーが長期間にわたりバッテリーを保管することなく、安全に利用してもらうことを目指しています。
施策の背景
最近では、モバイルバッテリーの不適切な管理による火災事故が増加しています。このため、ユーザー側でも安全への意識が高まっています。「ChargeSPOT」では、レンタルから120時間を超えると違約金が発生し、さらにその後もバッテリーを返却する必要が生じます。しっかりとバッテリーを返却することで、次の利用者も安心して使うことができます。
しかし、未返却のバッテリーが個人の手元に残っているケースが確認されています。このような状況は、ユーザーだけでなく、サービス全体の安全性に影響を及ぼしかねません。そのため、早期の返却促進が求められているのです。
具体的な施策内容
「ChargeSPOT」の返却キャンペーンは、以下の条件と手順に基づいて行われます。
1.
キャンペーン期間: 2025年8月25日から10月31日まで。
2.
対象者: レンタル開始から120時間以上経過し、違約金が発生したバッテリーを持つユーザー。返却前に専用のフォームからバッテリーシリアルナンバーの登録が必要です。ただし、1回の応募につき登録できるシリアルナンバーは1個で、1人あたり10個までの制限があります。
3.
クーポン内容: バッテリーを返却完了後、1,000円分のクーポンコードを受け取ります。クーポンの有効期限は送信から1ヶ月間で、日本国内での利用に限られます。
4.
申し込み手順: 「ChargeSPOT」アプリで返却予定のバッテリーのシリアルナンバーを確認し、専用フォームにメールアドレスやユーザーIDを入力して送信。その後、対象のバッテリーを返却し、1週間前後でクーポンコードを受け取る流れとなります。
ChargeSPOTとは
「ChargeSPOT」は、日本全国47都道府県で利用可能なモバイルバッテリーのシェアリングサービスです。ユーザーは専用アプリを利用して、バッテリースタンドのQRコードをスキャンすることで簡単に借りることができます。最近では、国外にもエリアを拡大しており、香港やタイ、台湾などでもサービスを展開しています。
このたびの返却促進施策を通じて、INFORICHは持続可能なサービスの提供を目指し、ユーザーへの安全な利用環境を整えることに注力しています。皆さんもこの機会に、安心してバッテリーを返却し、次回利用の際に役立ててください。