30年ぶりの女子プロレス特集
本日、2024年11月21日、株式会社文藝春秋が発行する『Sports Graphic Number』の最新号1109号が発売されました。この号では、なんと30年ぶりに女子プロレスに焦点を当てた特集が組まれています。1994年に発行された331号以来の大特集で、「『極悪女王』秘話~クラッシュ・ギャルズとダンプ松本の時代~」と題し、多彩なコンテンツが盛りだくさんです。
特集の目玉
特集の目玉として、長与千種とライオネス飛鳥によるスペシャル対談が登場。彼女たちのキャリアや、当時の女子プロレスの厳しさを語り合っています。細かな心情や、ともに戦った者たちの日々が浮かび上がります。
また、ダンプ松本が語る凶器と狂気のハイブリッドも必見です。彼女はヒールとしての自らのスタンスを語り、まさに「これがヒールの流儀」だと強調します。女子プロレスの裏側には、名選手たちの情熱や厳しさが詰まっています。
さらに、ロッシー小川やジャガー横田、ブル中野らも登場し、自らのスタイルとプロレス界への思いを語ります。特に、必殺技誕生の裏側についても触れられ、当時の男子空手家・山崎照朝の貢献についても証言があります。
後輩たちの証言
この特集には現役選手たちの証言も収録されています。里村明衣子や立野記代らが長与と飛鳥の才能について回想しつつ、彼女たちが女子プロレスに与えた影響を振り返ります。また、影かほるや志生野温夫といった選手たちも登場し、極悪同盟の素顔について語っています。
極悪レフェリーの正体
他にも、極悪レフェリーとして名を馳せた阿部四郎の知られざる側面が明らかになるインタビューも注目です。彼に関するエピソードはファンにとって興味深い内容です。
最新の視点
さらに、現役のプロレスラーたちの連続インタビューもあり、彼女たちがどのように『極悪女王』世代を見ていたのか、湧き上がる感情や思い出を共有しています。この視点は、世代交代が進む中での女子プロレスの歴史を知る上でも重要です。
さらに深い内容
この特集号ではドラマの舞台裏や、女子プロレスの名作を深掘りするための情報も提供されており、熱心なファンにもたまらない内容となっています。
最後に
『Sports Graphic Number』は、1980年の創刊以来、日本で唯一のスポーツ総合雑誌として、メジャースポーツからマイナースポーツまで幅広く取り扱ってきました。美しいビジュアルと独自の視点でスポーツ界の魅力を伝え続けているこの雑誌で、特に女子プロレスに再びスポットライトが当たったことは、時代を超えた魅力を再認識する良い機会です。興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
『Sports Graphic Number』1109号は730円(税込)で、全国の書店やオンラインでも購入可能です。詳細は、
Number Webで確認できます。