テレワークセキュリティ強化!「テレワークサポーター」に新機能追加
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社は、クラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」に新たな機能を追加し、2024年7月11日より提供開始しました。
新機能では、勤務時間や利用者の顔写真の非表示機能が追加され、情報漏えい対策を強化しながらも、プライバシー保護にも配慮したサービスに進化しました。
背景
近年、多くの企業で在宅勤務をはじめとするテレワークが導入されています。テレワークは時間や場所にとらわれない働き方を可能にする一方で、情報漏えいのリスクも懸念されています。
「テレワークサポーター」は、キヤノンの顔認証技術を活用し、利用者以外の第三者によるパソコン画面の覗き込みやなりすましを検出することで、情報漏えいリスクを抑止するサービスです。2017年の発売以来、さまざまな業種で利用されてきましたが、情報漏えい対策機能のみを利用したいというニーズも高まっていました。
今回の新機能追加では、勤務時間情報や利用者同士の情報は非表示にすることができ、より柔軟な利用が可能になりました。
新機能の特徴
1. 勤務記録の表示/非表示の選択が可能
- 覗き込みやなりすまし、画面撮影行為などの異常を検出した時、およびカメラを利用していない時の記録のみを確認できます。
- 利用者の動静情報の記録が不要な企業に適しています。
- 利用者の状態はオンライン/オフラインで表示されるため、シンプルな利用状況の把握ができます。
2. 顔画像の表示/非表示の選択が可能
- 他の利用者に顔画像という機微な情報を公開しないようにすることで、本サービスを利用することへの抵抗感を減らします。
- 利用者同士の顔の共有が不要な企業に適しています。
展望
キヤノンITソリューションズは、今後も「テレワークサポーター」の機能改善を重ね、社会全体の働き方改革を支援するITソリューションを提供していくとしています。
「テレワークサポーター」の概要
- - 利用者のパソコン上のWebカメラ画像から本人を認証し、在席時間の計測や利用者以外の覗き込みを検知するクラウドサービス
- - 利用者以外の人物を検知し、画面をブラックアウトし画像を保存
- - 利用者の在席離席を自動で判別し、ログに記録
- - ワンクリックで業務内容を登録し、作業時間を集計
適用課題
- - 勤務時の本人認証で情報漏えいリスクを抑えたい
- - 安心セキュリティで信頼のある企業をアピールしたい
- - 時間内での効率的な仕事を評価したい
製品仕様について
稼働環境、機能詳細、無償トライアルはホームページよりご確認ください。
https://www.canon-its.co.jp/products/telework/