BIM認証を取得
2024-10-03 19:30:41

野原グループ、建設業界のイノベーションに向けてBIM BSI Kitemark認証を取得

野原グループ、BIM BSI Kitemark認証を取得



建設業界における新たな挑戦を表明したのは、野原グループ株式会社です。2024年8月8日、同社はBSI(英国規格協会)の認証を取得し、ISO 19650-1およびISO 19650-2に基づく「設計と建設のためのBIM BSI Kitemark(カイトマーク)」の認証を国内で獲得しました。これは、同業界の建材関連企業としては初の快挙で、国内での認証組織としては18番目という成果を含んでいます。この認証は、野原グループの提供する業務範囲が高レベルな情報マネジメントを実施していることを裏付けるものです。

建設プロセスのデジタル変革



現在、世界中の建設産業では、デジタル化が急速に進展しています。特に、BIM(Building Information Modeling)は建設プロジェクトのライフサイクル全体において情報を管理するための手法として普及しています。BIMは、建設プロジェクトの計画、設計、施工、維持管理にかかわる情報を集約し、関係者同士の効率的なコラボレーションを実現します。このような流れの中で、ISO 19650は、BIMを用いた情報管理の国際規格として重要な役割を果たしています。

ISO 19650の意義



ISO 19650の中には、情報マネジメントの原則を定めたISO 19650-1と、資産のデリバリーフェーズにおける具体的な要求事項を定めたISO 19650-2が含まれています。これにより、建設資産のライフサイクル全体において、どのように情報を管理し活用するかが明確にされているのです。今回、野原グループがこの認証を取得したことは、彼らが提供する情報マネジメント関連サービスの信頼性を高め、さらなるサービスの向上に繋がるのです。

BuildAppの展開



野原グループは、BIMを駆使した情報管理の推進に向けて、BuildAppという新しいプラットフォームを開発しています。このプラットフォームは内装設計及び施工に関連する業務の統合管理を担うもので、現在市場投入に向けた最終調整を進めています。危機的な環境にある建設業界の生産性向上に寄与することを目指し、この開発は進行中です。特に、BuildAppの具体的な機能として、3Dモデルの作成プロセスや文書整備が挙げられ、これによって施工図の作成を効率的に行える体制を構築します。

未来の展望



野原グループは、自身のミッションに沿って「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」というスローガンを掲げています。彼らの目標は、建設業界から排出される廃材量やCO2の削減を実現し、生産性向上による働き方改革を推進することです。このような取り組みを通じて、サステナブルな未来を実現していくことを希求しています。今回のBIM BSI Kitemarkの取得は、その一歩としての重要な成果であり、業界全体の改革に貢献するものと期待されています。

お問い合わせ



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その活動から新たな革新が生まれることを期待したいと思います。


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会社情報

会社名
野原グループ株式会社
住所
東京都新宿区新宿一丁目1番11号
電話番号
03-3357-2231

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