オリス新作プロパイロットXキャリバー400が魅せる特別な楽しさ

オリス新作プロパイロットXキャリバー400 カーミットエディション

スイスの時計メーカーオリスが、この春、特別なエディション「プロパイロットX キャリバー400 カーミットエディション」を発表しました。このモデルは、39mmのチタンケースとグリーンのダイアルを採用し、デザインに遊び心を加えた魅力的な仕上がりになっています。特筆すべきは、カーミットの顔が日付窓に表示される毎月のカーミットデーの仕掛けです。これにより、月に一度の楽しみを提供してくれるのが特徴です。

キャリバー400について

オリスの自社開発ムーブメント「キャリバー400」は、その革新的な機能によって高い評価を受けています。まず、登録を行うことで10年間の保証が付与され、推奨されるオーバーホール期間も同じく10年です。一般的にこの長期間のサポートは、オートマティックムーブメントにおいては珍しいと言えるでしょう。

さらに、このムーブメントは5日間のパワーリザーブを備えており、日常生活を考慮した利便性が光ります。通常の機械式時計は数日間の使用をしないと止まってしまいますが、キャリバー400なら木曜日から翌週の火曜日まで腕から外していても問題なく動き続けます。この秘密は、2つの主ゼンマイを搭載したツインバレルにあります。

高度な耐磁性

また、オリスはデザインだけでなく、機能にもこだわっています。キャリバー400は強い磁場に対して高い耐性を誇ります。というのも、シリコン製の脱進機やアンクルを使用し、30以上の非鉄及び耐磁性パーツを採用しているからです。デュボア研究所でのテストでは、2,250ガウスの磁気に晒された後でも日差10秒以内を記録しました。この数値は、一般的なISO 764による基準の11倍に相当し、特異な耐磁性を示しています。