海の民話アニメ上映
2025-01-30 17:52:31

美波町で海の民話アニメ『燃えていたお大師さん』上映会とワークショップが開催!

美波町でアニメ『燃えていたお大師さん』の上映会とワークショップ



徳島県美波町では、2025年1月25日(土)に「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として、アニメーション『燃えていたお大師さん』の上映会とワークショップが開催されました。このイベントでは、地域に伝わる民話を次世代に語り継ぐことを目的とし、一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が協力しています。

映画上映会の様子



上映会には、由岐小学校の児童や地域の住民ら約100名が参加しました。上映前、進行役から「このお話を知っている人はいますか?」との問いかけがありましたが、児童たちは誰ひとりとして『燃えていたお大師さん』を知らない様子でした。地域住民の中でも、大半がこの民話を知らなかったといいます。

由岐公民館の関係者が民話の舞台となった場所や、町の歴史についての説明を行った後、アニメーションが上映されました。これにより、参加者たちは地元の豊かな文化に触れる貴重な時間を過ごしました。

ワークショップの内容



上映後には、徳島県立博物館の磯本学芸員によるワークショップが行われました。磯本氏は、民話に登場する「海を生きる知恵」について解説し、自然の現象から天気を予測する方法や、海での漁業における周囲の風景の重要性について学びました。参加者はクイズを通して学び、交流を深めました。

中でも興味深かったのは、町内にある銅像の人物が由岐から九州に移り住み、東シナ海で漁業を行ったことを知ることでした。それに加え、『燃えていたお大師さん』と関連性のある地域の話も紹介され、子供たちは真剣に耳を傾けていました。

参加者の反応



イベントが進行する中、参加した子どもたちからさまざまな感想が寄せられました。

  • - 「美波町にこんな話があったとは知らなかった。油断は禁物だと思った。」(小5男子)
  • - 「美波町の素晴らしさを感じ、町をもっと大切にしたいと思った。」(小4男子)
  • - 「上映会を開いてくれて、ありがとう。海は穏やかでも、天気が変わると危険であることが分かった。」(生徒代表・小6女子)

まとめ



このように、アニメ『燃えていたお大師さん』の上映会とワークショップは、参加者にとって地域の民話を学ぶ素晴らしい場となりました。海と人のつながりを感じながら、次世代に伝えていくという使命を再確認するとともに、地域文化の価値を感じる貴重な体験ができたと言えるでしょう。このイベントを通じて、高まる地域の絆が、さらに次の世代へと引き継がれていくことを期待しています。

プロジェクトについて



このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の取り組みの一環として行われました。プロジェクトは、海と地域の学びを子どもたちに伝え、地域に残された海にまつわる民話を次世代に語り継ぐことを目的としています。日本中の民話をアニメーションとしてわかりやすく表現し、未来へと伝えていく考え方は、非常に意義深いものです。詳細は、公式サイトYouTubeチャンネルで確認できます。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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