iYellグループが協同住宅ローンと提携
2023年の最新ニュースとして、住宅ローンテック企業のiYell株式会社が、子会社である住宅ローンの窓口株式会社(JLM)を通じて、協同住宅ローン株式会社との新たな契約を締結したことが発表されました。この提携により、iYellは協同住宅ローンに対して「住宅ローンプラットフォーム」を提供し、取扱件数の増加を支援することとなります。
iYellグループの事業内容
iYellグループは、人々の住宅取得に関わる手続きをシンプルにし、金融機関や住宅事業者向けに多様なサービスを展開しています。特に、2016年の創業以来、非効率な住宅ローン手続きを解消することに特化し、「モーゲージコア」と「いえーる ダンドリ」などのプラットフォームや業務支援サービスを提供しています。このようなサービスを通じて、業界全体の生産性向上に貢献し続けています。
モーゲージコアとは
「モーゲージコア」は、JLMが運営する金融機関と住宅事業者の接点を創出するためのマッチングプラットフォームです。このシステムを活用することで、より多くのお客様に住宅ローン商品を提案できるようになります。従来、接点が少なかったお客様にも新しい選択肢を提供することができます。
提携の意義
今回の提携には、協同住宅ローンが持つ長年の信頼と、iYellのテクノロジーを活用したサービスの融合があります。協同住宅ローンは1979年に設立され、高い信頼性を誇ります。また、JAバンクグループとの連携により、地域に密着したサービスを提供しています。この協力により、顧客ニーズに応える柔軟な住宅ローンの提案が可能になるのです。
今後の展望
iYellグループは、今後もさまざまな金融機関との提携を進めていくとしています。この取組みを通じて、金融機関の住宅ローン件数の増加や業務効率化を支援し、業界全体の活性化につなげる意志を示しています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の技術を駆使して、社会的な課題を解決するための仕組み作りにも注力していく所存です。
協同住宅ローン株式会社の概要
協同住宅ローンは、JAバンクグループが出資する住宅ローン専門の金融機関で、その理念は「いのちを育む住まいづくり」を掲げています。設立以来40年以上にわたり、住宅ローン業務に特化したサービスを提供し、お客様の多様なニーズに応えています。
まとめ
iYellグループと協同住宅ローン株式会社の新たな提携は、今後の住宅ローン市場において、より多くの選択肢と利便性を提供する大きな一歩と言えるでしょう。テクノロジーと信頼性を兼ね備えた両社の連携に期待が高まります。