秋田の魅力を渋谷から台湾へ、ハチふるが新たな展開

渋谷の多彩な魅力を台湾に伝える「ハチふる SHIBUYA meets AKITA」が、中山エリアに出店します。このショップは、秋田県の地方創生を目的としたコンセプトショップで、忠犬ハチ公や秋田犬に関連する商品を展開しています。出店の背景には、これまでの台湾での成功があり、特に台北101でのPOP-UPや「Pinkoi Design Fest 2025」への参加を通じて、台湾の皆様と良好な関係を築いてきました。さらに、今回の出店は、台湾のファッションとトレンドを発信する中山地区で行われるイベント「心中山夏日亮點花樂Me!」に参加するという形です。ここでは、ハチ公グッズや渋谷区限定商品が販売され、両地域の魅力をPRします。

「ハチふる」とは、商品企画・製造を秋田県内で行い、地域経済の活性化に寄与する企業です。商品の売上の一部は、忠犬ハチ公の保存・保護活動に使われています。このような取り組みが、台湾の人々に秋田県の良さを伝え、愛されるきっかけとなることを目指しています。

特に注目商品には、渋谷区民でビアジャーナリストの五十嵐糸氏が手がけたオリジナルクラフトビール「渋生」があります。このビールは、ビール酵母、ワイン酵母、日本酒酵母をブレンドし、独特な味わいを生み出しています。通常は渋谷地区限定ですが、特別に中山で販売されます。実際に、すでに多くの台湾のお客様から「日本の渋谷の空気を感じられる」といった好評を得ており、さらに販売促進のためにイベント当日、五十嵐氏がブースに立つ予定です。

また、人気商品として『ハチふるぬいぐるみ』や『Hachi＆Shibuya』シリーズがあります。特にぬいぐるみは、可愛らしいデザインが特徴で、渋谷を象徴するアイテムとして大変好評です。『Hachi＆Shibuya』シリーズは、忠犬ハチ公と渋谷の街をカラフルに表現した商品で、ステーショナリーグッズや雑貨として展開しています。

さらに、秋田県の自然の恵みを活用した商品、たとえば100%ジュースや「Natural Mineral Water HACHI meets Shirakami Sanshui」なども取り扱っています。これらの製品は、地元の人々の生活をより豊かにするためのものであり、多様な商品の試飲も行われる予定です。

参加型企画として、商品購入者を対象にガラポン抽選会も実施し、特賞として「ハチふるぬいぐるみ(Lサイズ)」が用意されています。日本の祭りを感じさせるようなおもてなしも行い、場を盛り上げます。

このように、地域の魅力を引き出し、日本の良さを世界に発信するハチふるの試みが、今後も多くの人々に感動を与えていくことを期待しています。イベントは2025年7月25日から8月3日まで、台北の捷運中山中心線形公園で開催されますので、ぜひ足を運んでみてください。