ITエンジニア志望者必見！27卒インターンシップ人気企業を公開

ITエンジニア向けの転職・就職プラットフォーム「paiza」を運営するpaiza株式会社が、2027年度卒業予定のITエンジニア志望の学生を対象に実施したインターンシップに関する調査レポートを発表しました。この調査結果では、学生の間で人気の高い企業が明らかになっただけでなく、インターンシップ参加後の傾向や新たなニーズも浮かび上がりました。

インターンシップ形式の多様化

調査では、インターンシップの希望形式において「ハッカソン形式」が新たに注目されました。27卒の学生からの回答には、ハッカソン型の参加希望が分散しつつも一定の人気を集めています。これにより、近年のインターンシップが短期のものから実務に近い形式へのシフトを見せていることが明らかとなりました。1日型のインターンも人気ですが、多くの学生が数日以上のプログラムを求めているのも判明しました。これからは、実際の開発現場を体験できるインターンへと変化が見られるでしょう。

参加後の変化

過去の調査からも、インターンに参加した学生は一つの企業のみでなく、複数社のインターンシップに参加する傾向が見られ、なんと80%の学生が複数社で経験を積んでいることが分かりました。この結果から、開発環境や技術面での魅力が志望度を高めている要因とされています。また、社員との交流や社風についての良い印象も、選考に影響を与えるポイントであると考えられます。

インターンシップの内容の重要性

この調査から、自分のキャリアに役立つ経験を積むために、挑戦的な内容を求める学生たちの姿勢が鮮明に浮かび上がってきます。特に、実際の技術に触れる機会や独自の経験が、企業選びにおいて重要な要素となる傾向が強まっています。採用を目指す企業においては、この新たなニーズを反映したインターンシッププログラムの精査と企画が今後必要とされるでしょう。

おわりに

調査の結果から、新卒採用選考の早期化が影響し、学生のインターンシップに対する考え方が変化していることがわかりました。実務経験を通じて、企業と学生との相互理解を深めるためには、今後のインターンシップでは「知ること」に加えて、企業独自の体験を提供することが求められていくでしょう。paizaは、引き続きITエンジニアの育成と企業との橋渡しを担い、業界全体の成長に貢献していきます。