大阪・関西万博で「未来のワークプレイス」を考えるシンポジウム開催

2025年4月25日、大阪・関西万博のオランダパビリオンにおいて、ランスタッド株式会社主催の「未来のワークプレイス」というテーマのシンポジウムが行われます。本シンポジウムでは、現代の働き方改革の潮流を受けて、企業のリーダーたちが未来の職場の在り方を議論します。

シンポジウムの目的と意義

近年、ハイブリッドワークが定着し、従業員の働き方に対する柔軟性が求められるようになりました。また、デジタル化やAIの進展に伴い、オフィスデザイン自体も大きく変化しています。
未来のワークプレイスは、単に効率を重視するだけではなく、従業員のウェルビーイングやエンゲージメントを考慮した設計が必要です。シンポジウムでは、最新のグローバル調査に基づき、どのようにこれらの要素を融合させていけるのか、幅広く討論される予定です。

豊富な知見を集めた登壇者たち

当日は、コクヨ株式会社の働き方改革プロジェクトアドバイザーである坂本崇博氏をゲストとして招致し、ランスタッドの人事本部タレント部長である西野雄介氏と共に議論を展開します。坂本氏は多くの企業の業務効率化やエンゲージメント向上を支援してきた経験を持ち、大手企業のオフィス改革にも深く関与しています。
また、現在の職場環境を分析する最新の調査結果を基に、未来への展望についても触れられる予定です。

会場となるオランダパビリオン

シンポジウムが開催されるオランダパビリオン自体は、洗練されたデザインで、次世代への太陽を象徴する「man made sun」が特徴です。この美しい空間で未来のワークプレイスについて議論を深めることで、より革新的なアイデアの交換が期待されます。

ダイバーシティ体験も計画中

シンポジウム後には、参加者がオランダパビリオンを見学できるほか、VRなどを用いたマイノリティ＆ダイバーシティ体験も行われます。この体験を通じて、多様性の重要性を再認識し、より良い職場環境やイノベーションの可能性を考えるきっかけになればと考えています。体験内容には、発達障害の人が見ている世界や認知症のことをVRで体感できる内容や、視覚障害者が音で感じる世界を体験できるプログラムも用意されています。