農業守護技術の導入
2024-08-29 17:13:15

農業守護の新技術:月額費用ゼロの監視システム導入の成果

新たな害獣捕獲監視システムが導入



マクセルフロンティア株式会社の新しい害獣捕獲監視システム「マタギっ娘 LTE-M版」が、山形市や上山市、米沢市を含む全国8つの自治体で導入されました。この新しいシステムは、野生動物による農作物被害の低減に向けた重要な取り組みとして注目されています。

近年の農作物被害の現状



農林水産省の統計によると、全国で年間約156億円に上る農作物被害が報告されています。この原因の一つとして、イノシシやサルなどの野生動物による被害が挙げられます。このような状況を受けて、自治体は加害獣捕獲用の罠を設置して対策を講じていますが、罠の見回りが必須で多大な負担となっています。

システムの特長



「マタギっ娘 LTE-M版」はこのような問題に対応するために開発されました。主な特長は以下の通りです。

1. 月額通信費ゼロ: 端末代金に8年間有効な500MBの通信費が含まれており、毎月の通信費は不要です。
2. 親機・基地局不要: 携帯電話の電波を利用しているため、親機や基地局が不要で、簡単に運用を開始できます。
3. 迅速な設置: 罠検知ボックスは小型軽量で取り扱いやすく、マグネットで設置が行えるため、即座に運用可能です。

これにより、自治体は人件費やガソリン代を削減し、効率的に監視活動を運用できるようになります。

増加する導入自治体



現在、北海道から九州までの20を超える自治体で「マタギっ娘 LTE-M版」の導入が進められ、イノシシだけでなく熊やシカ、アライグマなどの捕獲に向けた実証試験も行われています。特に山形県での導入が多く、この地域の特性に合った運用が期待されています。

農作物被害対策への貢献



マクセルフロンティアは、農業を守るためのシステムを提供し、持続可能な農業社会の実現を目指しています。新しい技術である「マタギっ娘 LTE-M版」が全国の自治体に広がることで、農作物被害は確実に減少していくことでしょう。

まとめ



新しい害獣捕獲監視システム「マタギっ娘 LTE-M版」の導入は、全国的な農作物被害の抑制に向けた重要な一歩です。月額費用が不要で、即時に運用を開始できるこのシステムが、農業の持続可能な発展に貢献することが期待されます。


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会社情報

会社名
マクセル株式会社
住所
東京都港区港南2-16-2太陽生命品川ビル21階
電話番号
03-5715-7037

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