京都精華大学の特別授業『クリエイティブの現場』
京都精華大学(京都市左京区、学長:澤田昌人)は、全学生を対象に新たなキャリア科目として「クリエイティブの現場」を提供しています。この授業の目的は、学生が現代社会におけるクリエイティブな戦略を考え、実践的なスキルを身につけることです。
現役クリエイターから学ぶ実践講座
授業では、業界で活躍するクリエイターやプロデューサー、コンテンツ企業の経営者を招いて講義が行われ、企画の立て方やプロデュースの手法を学びます。今年度は、特に対面での公開授業が実施され、学生は高瀬裕介氏(映像ディレクター)やYaffle氏(音楽プロデューサー)から直接学ぶ貴重な機会を得ることができます。
高瀬裕介氏の講義(5月20日開催)
高瀬裕介氏は、京都精華大学の映像専攻の卒業生であり、すでに多くの著名作を手掛ける映像ディレクターです。その業績には、アーティストYOASOBIのミュージックビデオや、マクドナルドと『エヴァンゲリオン』のコラボCM、さらにAppleのTVCMなどが含まれています。授業ではリアルなアイデアを形にするための「思考力」と「実行力」を育成し、実際の絵コンテをもとにみんなが学んでいきます。
Yaffle氏の講義(5月22日開催)
次に登場するのは、音楽プロデューサーYaffle氏です。彼は藤井風、iri、SIRUP、adieuなど多彩なアーティストを手がけ、自身も音楽家として活躍しています。授業では、音楽をどうやって創作するのか、さらにそれを世に届けるためのプロデュース技術について話が展開され、クリエイティブ業界で成功するための視点やノウハウを学べる絶好のチャンスです。
クリエイティブ業界への第一歩
この「クリエイティブの現場」は、京都精華大学ならではのユニークな取り組みであり、学生たちが卒業後も活躍できる可能性を高めることを目的としています。様々なジャンルの現役クリエイターとの交流が、学生自身に「表現とは何か」を深く考えさせ、幅広い視野を養うことにつながるでしょう。
大学の情報とアクセス
京都精華大学は、表現によって世界を変える人材を育成することを目指し、人文学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部など多様な学部を提供しています。最寄駅からはアクセスも良好で、通学に便利です。
公式ウェブサイトでは、授業の詳細や最新情報が掲載されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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