「鬼の花嫁」新刊が全国書店に登場
スターツ出版株式会社が、9月28日(日)に新たな文庫シリーズを発売する。特に注目されているのは、「鬼の花嫁」の最新作で、アニメ化も決定しているこの作品だ。多くのファンに愛されているこのシリーズの新たな展開に、期待が高まる。
作品情報
「鬼の花嫁 短編集~子鬼や皆の幸せな日常~」は、シリーズ累計580万部を誇る人気作。原作はクレハ氏が手掛け、白谷ゆう氏がイラストを担当している。販売価格は税込726円(本体660円+税10%)、ISBNは978-4-8137-1804-8である。この短編集には、数年前に出版された本編で描かれなかったキャラクター同士の新たな交流や、意外なエピソードが掲載され、ファンには見逃せない内容となっている。
心温まる物語の数々
これまででは語りきれなかったストーリーが展開されるこの短編集。主人公の柚子と恋人の玲夜の過去を中心に、子鬼たちの可愛らしい日常に至るまで、全25編が収録されている。未収録のショートストーリーや、書き下ろしの短編も含まれており、ファンはもちろん、新規の読者にも楽しんでいただける作りになっている。
新たな登場人物の魅力
加えて、他の新刊作品もリリースされる。『氷の花嫁~笑顔を失った能面の少女が幸せになるまで~』では、主人公の紗良が運命に立ち向かう姿を描いた感動的な物語が展開される。著者はシアノ氏、イラストは水野かがり氏が担当し、価格は税込803円、ISBN978-4-8137-1806-2である。彼女の物語には、無心で布を織り続ける彼女が、出会った男性・夜刀との愛を通じて再生していく姿が描かれている。
時を超えた恋の描写
さらに、『世界でいちばん遠いところにいる君と』は、タイムスリップをテーマにした物語で、50年前の日本を舞台にしたボーイミーツガールのストーリーとなっていて、心温まる要素が満載。この作品の著者は新田漣氏で、美和野らぐ氏がイラストを担当する。税込781円(本体710円+税10%)、ISBN978-4-8137-1803-1。主人公・千晴が妹を失った悲しみを乗り越え、新しい希望を見出す様子が描かれている。
強い女性たちの逆襲
また、夏花を中心に展開される『10億円の身籠り契約花嫁~妹に利用された忌子の逆転婚~』では、夏花が過酷な状況から立ち上がる姿が描かれており、物語の中で強い女性としての成長が見られる。著者は霧内杳氏、イラストは猫月ユキ氏が担当しており、価格は税込814円、ISBN978-4-8137-1805-5である。
大学生活の実情に迫る
さらに『俺たちの炎上サークル』は、大学生活の現実を描いた青春ストーリーで、旺介がどのように現実を乗り越えていくのかを追った作品となっている。著者は六畳のえる氏、イラストは花守氏で、税込759円(本体690円+税10%)、ISBN978-4-8137-1807-9で発売される。
終わりに
これらの新刊は、どの作品も豊かなストーリーと深いキャラクター描写が魅力であり、スターツ出版の攻めの姿勢を感じさせる内容となっている。アニメ化決定という大きなニュースも相まって、ますます多くの読者を引き寄せるであろう。全国の書店で手に取れることを楽しみに待とう。