創造力を試す！令和7年度パテントコンテストがスタート

令和7年度パテントコンテストが始まります！

文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館（INPIT）による共催で、令和7年度の「パテントコンテスト」と「デザインパテントコンテスト」の応募が開始されます。このコンテストは、全国の高校生や大学生を対象に、自らの創造力を発揮し、アイデアを形にするチャンスとなっています。

コンテストの概要

- 主催・協力

文部科学省、特許庁、日本弁理士会、INPIT
後援：世界知的所有権機関（WIPO）

- 応募期間

令和7年6月23日（月）〜9月26日（金）

- 応募資格

高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生、大学校生

- 募集内容

学生による発明や意匠（デザイン）

- 応募方法

Web応募フォームか郵送で受付可能

さらに詳しい応募条件は、特設サイト（こちらをクリック）で確認できます。

応募がもたらすメリット

本コンテストには参加するだけでなく、優秀な作品を持つ応募者のために特別な支援が用意されています。優秀賞を受賞した作品は、特許出願または意匠出願の対象となり、受賞者は弁理士からのサポートを受けて、出願書類を作成し、特許庁に出願することができます。かかる費用は主催者が負担するため、経済的な負担を気にせず応募できます。
令和6年度には645件の発明と791件の意匠が応募され、発明30件、意匠27件が優秀賞として選出されました。

以下のようなサポート内容があります：
1. 無料アドバイス：弁理士による専門的なアドバイス
2. 出願費用のサポート：特許出願料、意匠登録出願料、特許審査請求料などを支援

今後のコンテスト参加者にとっては、貴重な経験となること間違いなしです。

過去の受賞作品

これまでのパテントコンテストでは、優れたアイデアが数多く表彰され、特許権や意匠権を取得しています。たとえば、令和5年度の選考委員長特別賞を受賞した「下半身不自由者のための靴ベラ」は、リハビリの場面での実体験を元に、靴を自分で履くための補助具を開発した作品です。
また、デザインパテントコンテストで受賞した「Flower vase lever」は、毎日使うドアノブを花瓶の形状にデザインした作品で、生活に彩りを添える新しいアプローチが評価されました。