ドローン政策の最新動向セミナー開催！東大、経産省、総務省、国交省の専門家が講演

ドローン政策の最新動向セミナー開催！

2024年12月20日(金)、東京大学、経済産業省、総務省、国土交通省の4機関から専門家を招いたドローン関連政策の最新動向セミナーが開催されます。

近年、急速に技術革新が進み、活用範囲が拡大しているドローン。防災、物流、インフラ点検など、多様な分野での活用が期待される一方、安全確保や法整備といった課題も山積しています。本セミナーでは、これらの課題解決に向けた各機関の取り組みや、今後の政策の方向性について、第一線で活躍する専門家たちが詳細に解説します。

セミナーのハイライト

セミナーは、各機関の専門家による4部構成で実施されます。

第一部：東京大学名誉教授鈴木真二氏

鈴木氏は、能登半島地震におけるドローンの災害対応をJUIDAの活動を中心に解説。自治体におけるドローン利活用促進の取り組みや、防災活動、地域産業振興策を包括的に示します。地震災害時におけるドローンの有効性や課題、そして、今後の地方自治体におけるドローン活用モデルについても議論されます。

第二部：経済産業省製造産業局次世代空モビリティ政策室長滝澤慶典氏

滝澤氏は、ドローンの更なる利活用促進に向けた経済産業省の取り組みについて講演します。点検、物流、災害対応など、多様な分野で新たなインフラとして期待されるドローン。その利活用拡大に向けた地方自治体間の連携強化や、性能向上のための技術開発、そして制度整備の現状と課題について解説します。また、ドローンサミットなどの取り組みについても触れられる予定です。

第三部：総務省総合通信基盤局電波部移動通信課課長小川裕之氏

小川氏は、ドローン利用拡大に向けた総務省の取り組みを中心に講演します。無線通信が不可欠なドローンシステムにおいて、周波数資源の有効活用は極めて重要です。本講演では、ドローンの電波利用に関する制度、総務省による周波数利活用拡大に向けた取り組み、そして今後の政策展望について解説します。

第四部：国土交通省航空局安全部無人航空機安全課課長齋藤賢一氏

齋藤氏は、現在40万件を超える機体登録数を誇る日本のドローン市場における、国土交通省航空局の取り組みを説明します。レベル3飛行からレベル3.5、レベル4飛行を目指す取り組みや、災害対応におけるドローンの役割、現状と今後の課題などを中心に解説します。

セミナー概要

日時: 2024年12月20日(金) 午後1時～5時
会場: 紀尾井フォーラム (千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F)
受講方法: 会場受講、ライブ配信(Zoomウェビナー)、アーカイブ配信(2週間、何度でも視聴可能)
主催: 新社会システム総合研究所

ドローン技術の進化と社会実装の拡大が進む中、本セミナーは、その未来を展望する上で欠かせない情報が満載です。関係者各位の積極的な参加を期待します。