結成78年のビッグバンド「ザ・ブルーコーツオーケストラ」がジャズ黄金時代を再び!
1946年に発足した「ザ・ブルーコーツオーケストラ」は、日本で最も長い歴史を持つビッグバンドとして、日本のジャズシーンを牽引してきた。黛敏郎や秋吉敏子など、数々の著名音楽家を輩出し、その演奏は上品でアカデミックなサウンドが特徴だ。
2023年には岩﨑敏信が四代目リーダーに就任し、カウントベイシーやデューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、伝統を受け継ぎながら新たな時代へと歩みを進めている。
今回のコンサートでは、グレン・ミラーの「ムーンライト・セレナーデ」や「イン・ザ・ムード」、デューク・エリントンの「A列車で行こう」、ジーン・クルーパの「シング・シング・シング」など、ジャズ史に残る名曲を演奏する。
また、日本の作曲家、中村八大の「夢であいましょう」や「上を向いて歩こう」もプログラムに含まれており、昭和の時代を懐かしむことができる。
ブルーコーツの演奏は、単に音を奏でるだけでなく、当時の雰囲気やエネルギーを感じることができる。ジャズ黄金時代を再び体感できる、貴重な機会となるだろう。
ザ・ブルーコーツオーケストラの歴史
ザ・ブルーコーツオーケストラは、1935年に結成された「スイング・オルフェアンズ」をルーツとする。1946年に再結成されたスイング・オルフェアンズは、1949年に「ブルーコーツオーケストラ」と名を改め、現在に至る。
戦後間もない時代から、日本のジャズシーンを盛り上げてきたブルーコーツは、常に時代の最先端を走り、進化を続けてきた。
1995年には、グレン・ミラー・フェスティバルに招聘され、本場アメリカでも大好評を博した。2004年には、三代目リーダーの森寿男が南里文雄賞を受賞し、それを記念して「ジャズに情熱をかけた男たち ブルーコーツの70年」が出版された。
2010年には、結成65年記念公演を日比谷公会堂で開催し、記念アルバムを発売。2019年には、森寿男が文化庁長官より表彰された。
2021年には、結成75周年公演を開催し、2022年には岩﨑敏信が四代目リーダーに就任。現在も精力的に活動を続け、ビッグバンドの王道を行く、幅広い活動を展開している。
コンサート概要
公演名: 第550回日経ミューズサロン「ザ・ブルーコーツオーケストラ ビッグバンド黄金時代」
日時: 2024年9月5日 (木) 18:00開場/18:30開演(※上演時間は約2時間)
会場: 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
チケット料金: 全席指定 4,000円(税込)
チケット発売: カンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社)
主催: 日本経済新聞社
協賛: ファンケル
ブルーコーツの演奏で昭和のジャズ黄金時代を再び体感しよう!
ザ・ブルーコーツオーケストラの演奏は、単に音を奏でるだけでなく、当時の雰囲気やエネルギーを感じることができる。ジャズ黄金時代を再び体感できる、貴重な機会となるだろう。