世界の格闘ゲーム最頂点を決する「EVO 2024」の熱戦を徹底レポート

世界最大の格闘ゲーム大会「EVO 2024」を振り返る

2024年、ラスベガスで開催された「EVO 2024」は、史上初めて参加者数が1万人を超え、総エントリー者数はなんと16,252人に達した。特に注目を集めたのは、『鉄拳8』部門での熱戦だ。この2日間の戦いで、各地から集まった選手たちが繰り広げた競技は、まさに圧巻の一言に尽きる。

会場であるラスベガス・コンベンションセンターウエストホールには、200台以上の対戦台が設置され、予選トーナメントは初日から大盛況。選手たちが熱い戦いを繰り広げる様子が見受けられ、観客の歓声が会場を包んでいた。さらに、協賛企業や個人サークルによるブースも多く設けられ、来場者は様々な体験を楽しむことができた。

『鉄拳8』の最新情報発表

1日目：新キャラ「リディア・ソビエスカ」体験

初日はまず、『鉄拳8』の新キャラクター「リディア・ソビエスカ」がプレイできる試遊台が設置され、長蛇の列ができた。来場者にはなんと、イベント限定の『鉄拳8』オリジナルソックスが配られ、ファンの期待を高める内容になった。

また、会場内メインステージでは、「TEKKEN 8 X Chipotle – SPECIAL EVO PANEL」が行われ、メキシコ料理のレストランチェーンとのコラボイベントも発表され、来場者の反応も上々だった。コラボアイテムとして、4種類のアイテムが登場予定で、観客席からは驚きの声が上がった。

2日目：NIKEとのコラボ発表

2日目の『鉄拳8』ブースでは、「TEKKEN TALK LIVE EVO 2024」が行われ、NIKEとのインゲームコラボについて発表された。特に、「三島一八」モデルと「風間仁」モデルのスニーカーがゲーム内に登場することになり、実際のスニーカーもブースで展示されたため、多くの来場者が熱心に観察していた。

3日目：平八の復活とTWT決勝大会の開催

最終日には、長らくファンに待たれていた第3弾の追加キャラクター「三島平八」が発表されました。彼は2024年秋頃にゲームに実装され、ストーリーの追加チャプターも同時期に配信予定とのこと。会場のファンはこの発表に歓喜し、熱い反応を示した。

また、2024年の「TEKKEN World Tour」の決勝大会が東京・渋谷で開催されることも発表され、日本のファンにとってさらなる盛り上がりが期待される。

多彩な選手たちがしのぎを削ったトーナメント

『鉄拳8』部門のトーナメントは、初日の予選から最終日の決勝まで、熾烈な戦いが繰り広げられた。日本人選手たちも活躍し、特にケイスケ選手とノビ選手が注目された。決勝トーナメントは激戦が続き、ついに優勝を果たしたのは、パキスタンのArslan Ash選手。彼は無敗でトーナメントを制覇し、初代王者に輝きました。

このように、「EVO 2024」は、ただのゲーム大会ではなく、格闘ゲームファンの熱意が集まる場として、その存在意義を改めて示した。今後も『鉄拳8』を通じて新たな感動を提供してくれることに期待が高まる。