工芸の未来を語るトークイベントの開催
奈良の老舗企業、株式会社中川政七商店は、創業300周年を記念して、「大日本市博覧会」というイベントを開くことを発表しました。このイベントの一環として、東京ミッドタウンで著名なゲストを招いたトークイベントが行われます。特に注目されるのは、プラントハンターの西畠清順氏や元サッカー日本代表の中田英寿氏が参加する点です。
トークイベントの概要
このトークイベントは、工芸の未来を考えるための場として設定されています。日程は2016年1月13日から16日までの4日間で、毎回異なるテーマで進行されます。このイベントは、工芸に対する新たな視点やアプローチを提供することを目的としています。
- - 会場: 東京ミッドタウン カンファレンス Room5+6
- - 時間: 各回 18:30 ~ 19:30(開場 18:00)
- - 価格: 3000円(14日のみ2000円)
チケットは中川政七商店の公式サイトで販売中です。
リンク:
中川政七商店公式サイト
各日のテーマと出演者
1日目: 1月13日(水)「花園樹斎のはじまり」
この日は、西畠清順氏と中川淳氏が新ブランド「花園樹斎」の誕生秘話を語ります。これは「お持ち帰りしたい、日本の園芸」をテーマにしたブランドで、植物と工芸の深い結びつきを探求する内容です。
2日目: 1月14日(木)「土産ものやの未来」
この日は、バイヤーの山田遊氏と、土産ものブランド「日本市」の吉岡聖貴氏が登壇。お土産の地産地消をテーマに、魅力的なお土産や店舗の未来についてディスカッションします。
3日目: 1月15日(金)「工芸の旅し方」
元サッカー選手の中田英寿氏と中川淳が共に、日本の工芸についての旅を語ります。日本の素晴らしい技術や文化の再発見を通じて、工芸品の魅力や職人の持つ可能性について掘り下げます。
4日目: 1月16日(土)「水野学と中川淳」
水野学氏がクリエイティブパートナーとして登場します。中川政七商店のリブランディングと、その意義について語り合い、経営とデザインの関係にスポットを当てます。
工芸の未来への一歩
このトークイベントは、工芸の未来を考える貴重な機会となることでしょう。それぞれのゲストが持つ独自の視点が加わることで、参加者は新しい発見やインスピレーションを得ることができるはずです。工芸を愛する人々にとって、このイベントは見逃せない内容となっています。