AIM vet's - 猫の食事療法食が新たに登場
猫を飼っている方なら、愛猫の健康が常に気になるところです。特に慢性腎臓病は猫にとって大きな健康問題の一つですが、そんな猫の健康を支える新しい食事療法食が登場しました。シグニ株式会社は、AIM医学研究所の宮崎 徹教授の監修のもと、猫用食事療法食「AIM vet's」を2024年12月19日より全国の動物病院に向けて販売を開始します。この製品は、猫の健康をサポートするための新しい選択肢として注目されています。
AIM vet'sの特徴とは?
「AIM vet's」は、猫の慢性腎臓病の食事療法に特化した製品です。具体的には、以下の特長があります。
1.
栄養成分の調整: 食品には、リンとタンパク質の含有量が調整されており、消化性の高いタンパク質を使用しています。これにより、猫の腎臓への負担を軽減するとともに、しっかりと栄養を摂取できるよう配慮されています。
2.
オメガ3系脂肪酸の配合: 健康な腎臓を保つために、オメガ3系脂肪酸(EPA、DHA)が含まれています。また、L-シスチンやL-メチオニンの量も調整されており、全体的な健康を促進する効果があります。
3.
エネルギーの適切な調整: 食事量が少なくても必要なエネルギーを摂取できるようエネルギー含有量が計算されています。これにより、食が細い猫でも安心して食べることができます。
4.
欧州の基準に準拠: この療法食は、ヨーロッパの療法食基準「PARNUTs(パーナッツ)」に準拠しており、品質と安全性が確保されています。
5.
食べやすいサイズ: 日本の猫に合わせて、食べやすい大きさに設計されたキブルサイズは約4mmから6mm。猫たちが食べやすい形状になっています。
どこで手に入るのか?
「AIM vet's」は、シグニの公式サイトを通じて全国の動物病院に向けて販売されます。ただし、この製品は獣医師の診断と食事指導を受ける必要があるため、購入を希望される方は、まずはかかりつけの動物病院を訪れることをお勧めします。
宮崎 徹教授について
この食事療法食の監修をしている宮崎 徹教授は、東京大学医学部卒業後、様々な研究機関での研究に従事し、現在は東京大学大学院医学系研究科の教授として、腎臓病に対する新たな治療法の開発に取り組んでいます。特に、猫用に特化したAIM基盤の研究は、動物の健康管理において重要な役割を果たすことでしょう。
まとめ
愛猫の健康を守るために、新たな選択肢「AIM vet's」が登場します。飼い主の皆様は、ぜひかかりつけの動物病院に相談し、新たなケア方法を検討してみてはいかがでしょうか。この食事療法食が、猫たちの健康維持に少しでも貢献できることを期待しています。