アンビエンテック、六本木に直営ギャラリーをオープンし新作発表

アンビエンテックギャラリー東京が新たな光を提供

株式会社アンビエンテックが、2025年5月23日（金）に東京・六本木のAXISビルに直営ギャラリー「Ambientec Gallery Tokyo」をオープンします。この新しい拠点では、ポータブル照明ブランドとしての位置付けを強化し、顧客との直接的な対話を促進することを目的としています。

ギャラリーの特徴

このギャラリーは、照明をただの光源としてではなく、空間の美しさを引き立てる重要な要素として捉えています。全体の設計は、建築家の鬼木孝一郎が担当し、モダンで洗練されたデザインが施されています。特に注目すべきは、実際に製品を使用できるバーカウンターを設置し、照明が日常生活の中でどのように活かされるかを体験できる空間を設けているところです。

ギャラリー内の展示スペースは、舞台上のスポットライトのように5000ケルビンのピンスポット照明を使用し、製品自体の美しさを引き立てつつ、存在感を際立たせる工夫がされています。ガラス貼りのエリアでは、様々な照明器具が「標本箱」のように並んでおり、訪れる人々にとって魅力的な視覚体験を提供します。

新作コレクション展

オープンに合わせて、AXISビル4FのAXIS Galleryにて、2025年新作コレクションの展示会を開催します。イベントは2025年5月23日（金）から25日（日）までの3日間にわたって行われ、ミラノサローネで発表された最新作が国内で初めてお披露目されます。

特に注目のコレクションは以下の4つです：

- Vosco（ヴォスコ）：シンプルで使いやすいデザイン。
- Barcarolle（バルカロール）：心地よい時間を演出する照明。
- Still（スティル）：静寂さを表現した新モデル。
- hymn pro（ヒムプロ）：火の揺らぎを再解釈したデザイン。

各コレクションのデザイナーや代表の久野によるトークイベントも行われる予定で、デザインの背景や開発のエピソードなどが語られます。参加希望者は事前申し込みが必要です。

アンビエンテックの理念と未来

株式会社アンビエンテックは、2012年に設立され、日本発のポータブル照明ブランドとして広く知られています。照明の世界において、同社の製品はそのデザインと技術はもちろん、哲学的な価値観にも基づいています。光を単なる機能的な道具としてではなく、感情や情緒に寄り添う重要な存在として再定義しているのです。

同社は、国内外での展開を進め、デザイナーとの共同制作を通じて独自のアイデンティティを確立しています。洗練されたデザインと高い製品品質が評価され、多くの支持を集めるアンビエンテック。六本木の新ギャラリーは、その新たな一歩を象徴する場所として多くの人々に新しい体験を提供することでしょう。