マグロでTUNA（ツナ）ぐ！清水港食と文化体験ツアー～帆船オーシャンプリンセス号ナイトクルーズ～

静岡県静岡市清水区の富士山清水港クルーズ株式会社が、同社が運航する帆船オーシャンプリンセス号のナイトクルーズと、清水港ならではの食文化体験をセットにした日帰り旅行商品「マグロでTUNA（ツナ）ぐ、清水港食と文化の体験ツアー～帆船オーシャンプリンセス号ナイトクルーズ～」を12月14日（土）に出発する限定商品として、11月11日（月）より発売開始しました。

このツアーは、日本一高い世界遺産富士山と日本一深い駿河湾を擁する静岡市清水区の、冷凍マグロ水揚げ量日本一という特徴を活かした、海のガストロノミーツーリズムを意識して企画されたものです。

ツアーのハイライトは、建造50周年を迎えた帆船オーシャンプリンセス号のナイトクルーズです。参加者だけの貸切運航で、船内ではマグロ料理や地元清水の銘酒の飲み比べ、そして「清水芸妓」のお座敷遊びが楽しめます。

夕食は、清水で創業49年の仕出し屋「なすび庵」が、このツアーのために考案したマグロづくしの料理と、臥龍梅や英君などの清水の老舗酒蔵から厳選された地酒の飲み比べセットが用意されます。

さらに、昼間の体験では、駿府の工房「匠宿」で静岡の伝統工芸である漆塗りの箸作りに挑戦できます。漆を研ぎ、貝の模様が浮かび上がる美しいお箸を製作できます。

その後は、国内外の観光客で賑わう清水港の商業施設「エスパルスドリームプラザ」内の「すし横丁」で、寿司職人の指導のもと、マグロを中心に駿河湾で獲れたネタを使った寿司握り体験ができます。自分で握ったお寿司は、匠宿で作ったマイ箸で味わえます。

また、「静岡中央魚類」の-50℃のマグロの冷凍庫見学も貴重な体験です。日本一の冷凍マグロ水揚げ量を誇る清水港のマグロがどのように保管され、さばかれるのか、普段は決して見ることができない工程を見学できます。

最後に、「フェルケール博物館」では、明治以降の清水港の発展の歴史に触れることができます。西洋船が現れた明治時代、世界有数の海軍力を有した昭和初期、巨大タンカーが活躍した戦後日本。日本経済の発展の歴史とともに歩んできた清水港ならではの『清水港ストーリー』を様々な展示物で学ぶことができます。

このツアーは、観光庁が推進する「地域観光新発見事業２次公募」に採択された補助事業として実施されています。地域観光資源の掘り起こし、多様な観光コンテンツの造成、販路開拓、情報発信を通して、地方への継続的な来訪促進を目指しています。