光の速さ演劇
2020-01-30 14:40:01

シニア世代と東京の歴史を巡る演劇『光の速さ』

シニア世代と東京の歴史を巡る演劇『光の速さ -The Speed of Light-》



東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京の共催によって、アルゼンチンの演劇・映像作家であるマルコ・カナーレ氏が演出する『光の速さ -The Speed of Light-』が発表されました。この作品は、シニア世代とともに東京の過去と未来を見つめ直す舞台となるでしょう。

公演の詳細



『光の速さ』は、2020年5月に東京の複数の地点で上演されます。公演の予約は2020年3月1日から開始される予定です。このプロジェクトでは、東京在住の65歳以上の出演者を公募し、観客は彼らの導きに従いながら東京の街を巡ります。街の中を巡るツアー型演劇は、参加者がそれぞれの個人史を体感できる貴重な機会となります。

特に注目すべきは、舞台上では東京でのリサーチに基づいてマルコ・カナーレが執筆したフィクションが3つの章に分かれて上演されることです。これにより、観客は歴史の発見だけでなく、未来に思いを馳せることができるでしょう。

さらに、公演に先立ち、参加者それぞれの物語に基づいた短編動画も公式YouTubeチャンネルで公開される計画があり、制作現場のドキュメンタリー映像も上映される予定です。

演劇の流れとポイント



公演は、渋谷ストリーム前の金王橋広場を出発地点とし、その後、都内の世田谷区太子堂周辺と八幡神社へと向かいます。移動を含む演劇は、合計で約4時間を予定しています。

参加者は、グループに分かれた後、各ポイントで異なる体験が待っています。演出には、能楽やタンゴ、さらには盆踊りなど、様々な伝統芸能が盛り込まれる予定です。

印象的なのは、参加者がそれぞれの多様な歴史を持ち寄り、過去の記憶や未来への希望を語る点です。演劇の一部として、松の木を探したり、終末的なシナリオやゴミで作られた島の物語なども展開され、観客を深く引き込む内容です。

参加方法とチケット情報



公演の定員は120名を予定しており、入場料金は一般3000円、25歳以下は2000円、高校生以下は1000円となっています。小学生以下は無料ですが、保護者同伴が必要です。障がい者手帳をお持ちの場合は2700円で、付き添いの方1名は無料となります。チケットはチケットぴあなどで購入できます。

『光の速さ -The Speed of Light-』は、東京のシニア世代にスポットを当てた作品であり、彼らの人生がこれからの東京の礎に繋がることを願っています。この演劇を通じて、東京の過去、現在、未来を感じる独特の体験を逃さずに楽しんでください。

会社情報

会社名
光の速さ公演事務局
住所
東京都荒川区西日暮里5丁目6-10gran+ NISHINIPPORI 6階
電話番号

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