マンガの力で感染症対策を広める
一般社団法人SDGs×マンガのチカラが主催する新たなプロジェクトで、8名の著名漫画家たちが力を合わせ、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策の重要性をマンガを通じて伝えます。毎日報道される感染症のニュースが多くの人に不安を与えている中、漫画という親しみやすい媒体を活用することで、より身近に予防策を学んでもらうことを目指しています。
このプロジェクトでは、各漫画家が1項目ずつ感染症予防のアクションをテーマにした直筆色紙を制作。計8名がそれぞれ異なる視点から感染症対策のポイントを描き下ろしました。それぞれの作品は、人気キャラクターや自画像を用いており、子どもから大人まで様々な世代が楽しめる内容となっています。
8つの感染症対策アクション
プロジェクトでは、以下の8項目が「感染症対策アクション」として設定されています:
1.
手あらいうがいをしよう
_作画:土居孝幸(桃太郎電鉄シリーズ)_
手洗いとうがいが最も基本的な予防策であり、これを続けることが感染予防につながると呼びかけています。
2.
マスクをしよう
_作画:にわのまこと(THE MOMOTARO)_
マスク着用の重要性を強調し、自己中心的な考え方を改め、共に予防を心がけることを促しています。
3.
人ごみをさけよう
_作画:吉田ひろゆき(Y氏の隣人シリーズ)_
不安な世の中だからこそ、少しでも助けになれる活動に参加しようとのメッセージを送り、皆で協力して乗り越えようと呼びかけます。
4.
ソーシャルディスタンス
_作画:押山雄一(あばれ花組)_
ウイルスの広がりを抑えるためには、人との距離を保つことが不可欠であると訴えます。
5.
まどをあけよう
_作画:藤原カムイ(ドラゴンクエスト・列伝シリーズ)_
窓を開けて換気することが健康に良い影響を与えると説明し、互いに気遣う姿勢が大切であることを伝えます。
6.
よくたべ よくやすもう
_作画:江川達也(まじかる☆タルるートくん)_
健康な体を維持するためには、しっかりと食べて休むことが重要であると力強くメッセージを発信。
7.
おふろにはいろう
_作画:えびはら武司(まいっちんぐマチコ先生)_
お風呂でリラックスする時間がストレス解消にも繋がるとし、免疫力の高め方を説きます。
8.
エールを送ろう
_作画:あおきてつお(緋が走るシリーズ)_
人との繋がりを大切にし、逆境でも前向きな考え方を持ち続けることの重要性を語ります。
この作品は、オンラインで誰でも無料でアクセス可能であり、自分のスマートフォンの待ち受け画面にすることもできるほか、印刷して広く周知することができます。また、Twitterを通じたフォロー/リツイートキャンペーンでは、直筆色紙をプレゼントする企画も用意されています。
おわりに
感染症対策は私たち自身や大切な人を守るために欠かせないものです。このプロジェクトが、ただの啓発に留まらず、みんなが目を向け、実践に移すきっかけとなることを期待しています。感染症予防を「自分のこと」として捉え、共に明るい未来を目指していきましょう。
詳しくは、
SDGs×マンガのチカラをご覧ください。