全日本ピアノコンクール2021の開催
全日本ピアノコンクール実行委員会は、2021年の全日本ピアノコンクールを開催すると発表しました。このコンクールは、初めてオンライン審査と対面審査を融合させた審査方法を採用し、全国最大規模の音楽イベントとして注目されています。
新しい審査方法
2021年には、地区大会が全国180地域にわたって行われ、その後に都道府県大会、ブロック大会、そして全国大会が続きます。この新たな審査方法の導入は、さまざまな地域のピアニストに挑戦の機会を提供します。また、ファイナルステージでは海外の審査員も参加し、国際的な視点から演奏が評価されるという価値が加わります。
海外からの審査員
海外の審査員としては、イリヤ・ラシュコフスキー氏、ヴィクター・ローゼンバウム氏、ベルント・ゲツキ氏の3名が参加します。これにより、コンクールに参加した演奏者は国際的な評価を受ける貴重な機会を得ることができます。
全国180地域の地区大会
今年からは全国を180の地域に細分化し、それぞれで地区大会が開催されます。この方式は、ピアノと音楽に情熱を持つ人々に対し、参加の機会を広げます。地区大会で上位に入賞した参加者は、都道府県大会、さらにブロック大会を経て全国大会へと進むことができます。
オンラインと対面のハイブリッド審査
コンクールの特徴として、地区大会と都道府県大会では、出場者が自身で撮影した演奏動画が審査に使用されます。この動画は、後日採点票や講評用紙と共に参加者に送付されます。一方、ブロック大会からは、現地での対面審査も加えられ、演奏の質がよりリアルタイムに評価されることになります。
このようなハイブリッド方式は、2021年の全日本ピアノコンクールを特徴づける広範な取り組みの一環です。音楽文化の発展を目指し、多くの参加者が切磋琢磨できる場を提供することを目的としています。
参加に向けた詳細
コンクールの部門は、小学生から一般まで対象とした7段階(A〜G級)に分かれます。自由曲のソロ演奏が審査の対象です。214日後、2021年3月1日(月)からは、全日本ピアノコンクールの公式サイトにてエントリーが開始されます。参加希望者は、エントリー料の入金と共にYouTube限定公開で演奏動画を提出する必要があります。
詳細情報やエントリーは、公式サイト
全日本ピアノコンクール をご覧ください。多くの音楽愛好家にとって、2021年は新たな挑戦の年となることでしょう。さあ、あなたもその一歩を踏み出してみませんか?