インスタ専用カメラの実態
2017-07-21 10:00:33

インスタ女子の4人に1人が専用カメラを持つ!SNSと撮影事情に迫る

インスタ女子の間で広がる「インスタ専用カメラ」人気



最近、カシオ計算機株式会社が実施した調査結果から、若い女性を中心に広がるSNSのトレンドと、それに伴うカメラ利用の実態が浮き彫りとなりました。この調査では、10代から40代の女性655名を対象に、SNS利用状況と撮影に関する意識を探りました。その結果、なんとインスタグラムを利用している女性の4人に1人が、「インスタ専用カメラ」を持っていることが明らかになったのです。

10代から20代にかけての利用状況



調査では、インスタグラムの利用率が極めて高く、10代女性の61%、20代女性の52%が「現在利用している」と回答しました。この結果から、若い世代の間でインスタグラムが非常に人気であることが伺えます。特に10代女性は、自分の写真をSNSに投稿することに対して積極的で、一種の自己表現の場と捉えています。

しかし、調査結果の中で興味深いのは、約8割の女性がインスタグラムへの写真投稿にスマホを利用すると回答したものの、その質には不満を抱えていることです。明るさや広角が思うように調整できないといった声が多数あり、質を求める彼女たちが専用カメラを必要としている理由が明らかです。

専用カメラに対するニーズと特徴



特に目を引くのが、「インスタ専用カメラ」を持つ女性の26.5%が、65%以上が1年以内に購入したという点です。これは、SNSの人気が高まる中で撮影の質へのこだわりが強くなっていることを示しています。彼女たちが求めるカメラの特徴としては、高画質やスマホへのデータ転送性能、広角撮影、防水機能などが上がっています。

特に自撮り写真の質は、SNSでの評価に直結します。意図的に映りが良く見える写真を撮るために、インスタ女子は専用カメラを選ぶ傾向にあります。カメラの選択肢が豊富になった背景には、SNSでの評価を気にする女性たちの意識の変化があると言えるでしょう。

自撮り文化の躍進



また、自撮りという撮影方法への関心も高まっています。調査対象の10代のうち約50%が自撮りを「よくする」と回答。年代が上がるにつれ自撮りの頻度は減少しますが、それでもSNSにおける自撮り文化の重要性は変わりません。

一方で、自撮りによるトラブルも顕在化しています。「使ってほしくない写真を投稿されて困った」との声が36.7%と多く、他者からの投稿や加工に対する不満が見えてきます。自分が映ることに敏感な彼女たちの声が、SNS社会の中でも特に顕著になっているのです。

結論:SNS全盛期のカメラ事情



以上のように、インスタ女子の間でSNSに特化したカメラが人気を博している背景には、SNSの影響力と彼女たちの自己表現への強い欲求があります。これからもこのトレンドは続くでしょうし、カシオ計算機を始めとする企業は、このニーズに応える製品開発を進めることが求められています。今後のカメラ市場における動向から目が離せません。

会社情報

会社名
カシオ計算機株式会社
住所
東京都渋谷区本町1-6-2
電話番号
03-5334-4111

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