岡山県西粟倉村での植林活動
ライフデザイン・カバヤ株式会社は2025年9月8日から9日の1泊2日間にかけて、岡山県英田郡西粟倉村で植林活動を行いました。この活動には、同社の2年目社員10名が参加し、森林保全への取り組みを新たな形で実践しました。
植林活動の背景
当社では、人材育成の一環として、森林研修を通じて社員が環境への理解を深めることを目指しています。植林活動はその一部であり、社員が自らの手で木を植えることで、森林への愛着や保全の大切さを実感してほしいと思い実施されています。
今回の研修では、スギやヒノキの苗木を用意し、鹿や猪からの食害を避けるために「苗木レスキュー」と呼ばれる保護活動を併せて行いました。2023年にこの研修に参加した社員が育てた約30株の苗木を植えるとともに、獣害対策として一本ごとにネットをかける作業も行いました。
苗木レスキューとは
苗木レスキューは、自生したスギやヒノキの小さな芽を保護し、人の手で育てた後、再び森林へ戻す取り組みです。このような活動を通じて、持続可能な森林管理を目指しています。
森林研修の意義
西粟倉村での森林研修では、参加社員が日本の森林問題や木造住宅事業が環境とどのように関わっているかを学びます。研修を通じて社員たちは、働く意義や社会貢献の大切さを再認識し、将来にわたる森林のサイクルを守る重要性を理解します。
今後もこの活動を継続し、若手社員にこのたすきを引き継ぎながら、50年から100年かけて育つ木々のサイクルを守り、岡山県の森林保全に貢献していく考えです。
現場の様子
植林活動では、約30株の苗木が実際に土に植え付けられ、約60株の苗木が保護されました。また、森林の見学や木材工場の見学、さらにはロゲイニングと呼ばれるポイントを周りながら得点を競う活動も行われました。参加者たちは自然に触れ合いながら、団結力を養いました。
会社概要
ライフデザイン・カバヤは1972年に設立された住宅会社で、中国ブロックにて4年連続No.1(2020~2023年度 低層住宅着工棟数)を獲得しています。岡山県内に8年連続で同様の評価を得ており、現在では広島、香川、愛媛、兵庫、鳥取、福岡、沖縄、東京にも販売拠点を設けています。国産木材を使用した新建材やリフォーム、不動産事業なども手掛けており、地域社会に密着した事業を展開しています。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください:
ライフデザイン・カバヤ株式会社