江戸前寿司の新境地「鮨割烹ゆうずうむげ」麻布十番に開店

「鮨割烹ゆうずうむげ」：五感で味わう江戸前寿司

麻布十番に新たにオープンした「鮨割烹ゆうずうむげ」は、江戸前寿司を現代的な風味で楽しめるお店です。この店のコンセプトは、「無限ではなく有限な人生の時間の中で、価値を感じられる食と時間、空間を提供すること」。つまり、ただ美味しい寿司を提供するだけではなく、その本質を深く理解し、客自身が寿司を楽しむ中で、その価値を感じる瞬間を大切にしています。

独自の美味しさを求めて

「鮨」とは、日本の伝統的な食文化の中でも特に重要な位置を占めていますが、こちらでは職人がこだわりを持ち、旬の食材を一つ一つ丁寧に使います。各食材にはその背景やストーリーがあり、料理長の福田篤氏はそれを心で感じ取りながら、お客様の元へ届けています。食材へのこだわりは「粋」と「意気」に表れ、うまさを引き出すための手技が光ります。

店内にはアートが飾られ、グラフィックアーティストのMIHO MURAKAMIによる「融通無碍」のテーマに沿ったロゴや絵画が展示されています。この空間は堅苦しくなく、誰でもリラックスして極上の料理を楽しむことができます。

本格的な食体験

「鮨割烹ゆうずうむげ」では、シーズンごとに変わるコースメニューが準備されています。本格的なフルコースは25,000円から始まり、より手軽に楽しむことができる七分目コースもあります。さらに、特別価格で楽しめるオープン記念コースも用意されています。席数はカウンターと半個室を含めて19席まで。予約が必須なので、訪問する際はお早めにご連絡を。

新たに登場する、いなり寿司専門店「KITAINARI」

姉妹店「KITAINARI」も今冬にオープン予定です。いなり寿司に特化したこの店舗では、熊本の名産品を使用したオリジナリティあふれるいなり寿司が提供されます。健康に配慮した十六雑穀米をブレンドし、甘酒を使った甘みを引き出す工夫がなされています。数量限定のため、売り切れ次第終了となりますので、必ず事前に確認してから訪問いただきたいですね。