DNP、福島で滅菌包材製造
2026-03-19 10:40:00

大日本印刷、ISCC PLUS認証を活用した新たな滅菌包材を福島県泉崎工場で製造開始

大日本印刷、泉崎工場にて新たな滅菌包材の製造を開始



大日本印刷株式会社(DNP)は、2025年12月に取得したISCC PLUS認証を活用し、福島県泉崎工場で滅菌包材の製造を開始しました。この新たな取り組みは、持続可能な製品に関する国際的な認証である「ISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)」を基にしており、環境負荷を低減する製品を提供することを目指しています。

ISCC PLUS認証とは?


ISCC PLUSは、特に循環型経済へのシフトを透過的に支援するための認証制度です。これにより、原料の調達から製品が消費者に届くまでのサプライチェーン全体を通じて、持続可能な原料の利用が保証されます。DNPは、この認証制度を通じて、環境への配慮を強化しながら、製品の信頼性を高めています。

滅菌包材の特徴と用途


今回の滅菌包材は、グローバルリーディングカンパニーのDuPont de Nemours, Inc.(デュポン社)との協業によって開発されました。具体的には、再生可能アトリビューション付きタイベック®という材料を使用した製品です。これにより、製品が持つ環境への影響を軽減しつつ品質を確保することができます。

特に、オリンパスが提供する内視鏡用のディスポーザブル製品に、この滅菌包材が活用される予定となっています。医療分野においても、持続可能な資材の導入が進むことが期待されています。

バリューチェーンの効率改善


DNPは、ISCC PLUS認証に基づく滅菌包材を通じて、バリューチェーン全体における持続可能な資源の利用を促進します。このシステムでは、再生可能資源の効果的な活用が推進され、製品の生産から流通、最終消費に至るまでの透明性が確保されています。

製造プロセスの中では、認証された材料とそうでない材料が物理的に混合されることがあっても、厳正な記録管理によってそれぞれを区別し、適切に管理します。これにより、製品の品質と環境への配慮が両立することが可能となっています。

未来への取り組み


DNPは、今後も企業への認証製品の普及を通じて、カーボンニュートラルや循環型経済の実現に寄与していく方針です。加えて、バイオマス材やリサイクル材の利用を拡大することで、資源効率の向上を進め、より持続可能な社会の実現に貢献していきます。

また、2026年4月21日から23日まで、東京ビッグサイトで開催される医療機器の製造・設計に関する展示会「Medtec Japan」において、DNPのブースでもこの新しい滅菌包材が紹介される予定です。サステナビリティをテーマにした展示は、業界の注目を集めることでしょう。

持続可能な未来に向けた大日本印刷の挑戦からは目が離せません。今回の取り組みが多くの企業にとっての模範となり、新たなビジネスモデルの創出につながることが期待されます。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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