背景と目的
株式会社ドームは、スポーツブランド「Under Armour」の日本における総代理店です。近年では、ECを通じて消費者との接点を強化し、同社のブランド価値を持続的に提供することを目指しています。既存の販売チャンネルには限界があり、オンラインモールへの出店が新たな課題として浮上しました。特に楽天市場とYahoo!ショッピングへ出店することで、ブランド認知度の向上や新規顧客の獲得を図ろうとしました。
ドームはこの課題を解決するため、ECの専門的知識を持つ株式会社ワンプルーフに支援を依頼しました。共同作業により、効果的な戦略を構築し、EC市場での成功を目指しました。
ワンプルーフの支援方針
ワンプルーフは、Under Armourのブランドイメージを尊重した上で、ECモール特有の課題について考慮し、戦略を設計しました。特に重要なのは、タイトなスケジュールの中で、全ての関係者が目指すゴールとプロセスを共通理解し、進行できる体制を整えることでした。このような設計により、プロジェクトが透明性の高い形で進行することができ、安心感を持つことができました。
アプローチと施策内容
支援の内容は大きく以下の要素に分かれます:
1.
スケジュール設計と可視化:
タスクや責任を明確にし、進捗やリスクを管理。共有可能な形で関係者に伝えました。
2.
モール特性に合わせた運用戦略:
楽天市場とYahoo!ショッピングのユーザー特性を考慮し、それぞれに最適化された戦略を実施しました。
3.
日々の丁寧なコミュニケーション:
定期的なミーティングに加え、日常的な相談や提案を行い、効果的な施策の実行と検証サイクルを促進しました。
4.
PDCAの高速回転:
仮説検証を重視し、小さな成功を重ねて成長を図りました。
成果数値
ドームは出店から1年でマーケットにおけるブランドシェア1位を獲得し、その後3年で新規ビジネスとして10億円以上の規模を創出しました。また、各モールでの新規顧客獲得にも成功しました。
この成功は、ブランド公式ショップとしてのプレミアムポジションを確立し、持続可能なビジネス拡大につながりました。
成功要因(定性的要素)
- - 高頻度のコミュニケーションにより意思決定が迅速に行えました。
- - ブランドを理解した提案が単なる支援に留まらず、価値を損なわない施策を可能にしました。
- - 最適な体制とリソース配分により高品質なアウトプットが得られました。
- - クライアント側の柔軟な対応が施策の効果を最大化しました。
- - 関係者との強固な連携による推進体制が構築できました。
「One Team」としての信頼関係が、日常的な運用や戦略立案における大きな推進力となっていました。
今後について
ドームは今後も、ブランド戦略の変化を見越しながら、各チャネル戦略と連動したマーケットプレイス運営を進める方針です。Under Armourとしての信念に基づき、顧客ニーズへの最適な接点づくりと課題解決を追求していく予定です。
株式会社ワンプルーフについて
ワンプルーフは、ECフルフィルメントからマーケティング、モールEC自社構築まで、幅広い支援を行うトータルECソリューション企業です。EC事業の運営支援において18年以上の経験を持ち、多くのブランドの成長をデータと現場の視点で支援しています。