ディップ株式会社がZoom Phoneを導入しコスト削減と業務効率化を実現

ディップ株式会社がZoom Phoneを導入



ディップ株式会社は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営する企業であり、最近、ブイキューブの提供するクラウドPBXサービス「Zoom Phone」を導入しました。これにより、ディップは年間約400万円のコスト削減を達成しました。この導入は、同社が既存のIP-PBXからクラウドサービスに移行する必要があった背景を受けて行われたもので、業務の効率化にも資する結果となっています。

導入の背景と課題



これまで、ディップではカスタマーサポートの一部でオンプレミス型のIP-PBXを使用していました。しかし、IP-PBXの販売終了やデータセンターの閉鎖に伴い、迅速な移行が求められていました。従来のシステムでは、座席の変更に際して専門知識が必要で、手間がかかってしまうため、管理や通信費用においても負担が増していました。

そのため、ディップは安価で設定が容易なクラウドPBX、具体的には「Zoom Phone」の導入を決定しました。これによって、固定電話の管理コストを削減しつつ、柔軟なオフィスレイアウトの変更が可能になると期待されました。

Zoom Phoneの採用理由



ディップがZoom Phoneを選択した主な理由は以下の通りです。

  • - コストパフォーマンス: 利用コストが安く、予算に優しい。
  • - 導入のスピード: 短期間での導入が可能であった。
  • - 実際の体験: デモ機を使用し、実際の使用感を事前に確認できたため、安心感があった。

導入効果と業務改善



Zoom Phoneの導入により、ディップオフィス内では、座席変更の際に発生していた複雑な配線や設定の変更作業が不要になりました。これにより、オフィスレイアウトの変更が非常に柔軟になり、カスタマーサポート部門ではフリーダイヤルの利用もよりスムーズになり、顧客対応の質向上に寄与しています。以下のような効果も確認されています。

  • - フリーダイヤルの短納期移行が実現。
  • - 年間約400万円のコスト削減に成功。
  • - 必要アカウント数が約1,000台から約100台へと削減。

ディップ担当者のコメント



ディップの担当者は、Zoom Phoneの導入に際して以下のように語っています。

「カスタマーサポート部門では、フリーダイヤルでの対応が必要不可欠です。コロナ禍を契機に、固定電話の数を減らし、社員の約9割に携帯電話を貸与しました。その結果、営業担当が直接企業とのやり取りを行えるようになり、固定電話の必要性が減少しました。

> とはいえ、36の拠点のうち10拠点ではまだオンプレミス型PBXが使用されており、IP-PBXの導入から数年が経過する中で、設備が残っていました。これにより、座席のレイアウト変更時に接続ケーブルの変更が必要で、対応に手間がかかるという深刻な課題がありました。Zoom Phoneの導入が、これらの問題を解決してくれました。設定が簡単なので、営業時間の合間にも迅速に対応できます。電話の運用の煩わしさから解放されたことで、各部門がより柔軟に業務を進められるようになりました。」


今後もディップ株式会社は、コミュニケーションDXの実現に向けて様々なサービスを展開し続ける予定です。

会社情報

会社名
株式会社ブイキューブ
住所
東京都港区白金一丁目17番3号NBFプラチナタワー16階(受付)、17階
電話番号

トピックス(IT)

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