アクシージアと粒影生物、革新技術で日本市場を切り開く提携を発表
株式会社アクシージアは、深圳粒影生物科技有限公司と戦略的な業務提携に関する覚書(MOU)を2025年12月26日に締結しました。この提携により、アクシージアは粒影生物の先進的なコラーゲン原料を日本市場において独占的に使用する権利を獲得し、高品質な化粧品および医療製品の共同開発を行うことが可能になります。
提携の背景
バイオテクノロジーは、気候変動への対応や資源循環型社会の構築、医療・健康分野の革新など、現代社会が直面する課題の解決において重要な技術として位置づけられています。2024年に日本政府が策定した「バイオエコノミー戦略」では、バイオ関連市場の拡大を目指し、約4,500億円の予算を投じています。
このような政府の戦略的支援を受け、アクシージアは合成生物学の分野に新たに参入し、粒影生物の革新的なコラーゲン技術を導入します。これにより、従来の化粧品市場に革新をもたらすことが期待されています。
提携の内容
アクシージアは粒影生物のコラーゲン原料を用いて、地元の消費者に高品質な製品を提供する権利を得ました。この新しいコラーゲンは、特にその熱安定性と生物学的機能性が優れており、美容医療分野でも広範な応用が期待されています。共同開発の流れにより、医療用途への展開も視野に入れています。
粒影生物の技術的優位性
粒影生物は、合成生物学分野で革新的な研究を行う新興企業です。同社はAI駆動型のタンパク質設計プラットフォームを用いており、耐熱性三重螺旋ヒト化コラーゲンを開発しました。この技術により、90℃という高温条件下でも三重螺旋構造が維持されることが可能となり、化粧品製造に新たな道を開きます。
国際的な認定と商用化
粒影生物のコラーゲンは、2025年4月に「組み換え三重螺旋コラーゲン」として国際化粧品原料(INCI)に初めて登録され、国際的な安全性と品質の基準を満たしていることが証明されています。また、同社はGMP準拠の生産体制を確立しており、商用化規模での生産が実現されています。
経営陣の国際的背景
粒影生物の創業者でCEOの張影氏は、英国フランシス・クリック研究所での長年にわたる研究実績を持つ国際的な研究者です。アクシージアと粒影生物の国際的な研究背景が融合することで、新たなビジネス機会が創出されるでしょう。
今後の展望
アクシージアは、粒影生物の技術を利用し、日本市場向けに革新的で高品質なスキンケアやインナーケア製品、医薬品の開発を進めていきます。さらに、グローバル市場での競争力を強化し、日本の医療規制に適合する形での臨床試験や安全性評価も行います。
このように、アクシージアと粒影生物の提携は、化粧品分野から医療分野まで、多岐にわたるバイオテクノロジーの実装を推進する重要なステップとなるでしょう。
提携企業について
粒影生物
粒影生物は、英国フランシス・クリック研究所の上級研究員である張影氏が創業した合成生物学企業で、最先端のAI技術を用いたコラーゲンの開発を行っています。シンプルな生産体制と革新技術により、商用規模での製品化を実現しています。
アクシージア
アクシージアは、先進的なスキンケア製品を開発し、アジアの美を世界に発信する企業です。