親子の絆を育む
2025-04-01 23:35:22

読み聞かせが育む親子の絆と幸せなひとときの提案

絵本の読み聞かせが生む愛情の結びつき



親子のコミュニケーションにおいて、絵本の読み聞かせは特別な役割を果たします。一緒に絵本を楽しむ時間は、ただの娯楽ではなく、愛情表現の一環でもあるのです。一般社団法人絵本プロフェッショナル協会®は、この絵本の魅力を全国や世界に広め、親子の絆を深めることを目指しています。その取り組みの一つが、毎年4月1日に行われる「April Dream」にも賛同し、夢を語ることで認識を広めています。

読み聞かせの重要性



協会の代表理事である山本多江子氏は、朗読家としての豊かな経験を活かし、声のぬくもりの大切さを伝えています。特に、生まれたばかりの赤ちゃんから、成長をサポートするためには、絵本の読み聞かせが欠かせません。読み聞かせによって、親からの愛情を実感し、心が豊かに育まれるのです。子育て中の講師たちも、日々の育児の中で、この「声のぬくもり」を実感しながら、自身の経験を共有しています。

子供の心を豊かにする読み聞かせ



子どもが静かに待つことができない場面で、スマートフォンや動画に頼るのではなく、絵本を手に持たせてあげることが大切です。動画の時間が数分でも、親が心を込めて読み聞かせをすることで、子供が深い安心感を得られ、愛情がしっかりと伝わります。特に、赤ちゃんは音や声に敏感であり、感情をこめた読み方が成長に大きく影響します。コロナ禍を経た今、再び対面での講座を開催する機会を得たことに感謝しながら、自然と楽しい親子の時間を共有することができました。

声のぬくもりを育む実体験



実際に、読み聞かせをしている中で、赤ちゃんが泣いてしまうことがあります。その根本的な理由は、母親の声から「あたたかさ」を感じていないからです。このような気づきは、保育士の方々の温かい目線で生まれてきたものでもあります。お母さんが感情を込めずに無機質に読むと、赤ちゃんは不安になり泣いてしまうことがあると教えてくれました。感情が込められた声のぬくもりを通じて、子供が安心し、絵本の世界を楽しめるように支援することが大切です。

親子の絆を深めるための抑揚



また、読み聞かせの際に欠かせないのが「抑揚」です。感情豊かに声に変化を与えることで、子どもたちは興味を惹かれ、物語に引き込まれます。ある保護者は、抑揚のない読み方でうまくいかなかった経験から、子供が最後まで絵本に興味を持たず、遊び始めてしまうことに困っていました。しかし、抑揚を意識することで、子どもたちの反応は見違えるようになり、「もう一回読んで」というリクエストが聞こえるようになったとのことです。この体験は、親子の絆を深める手助けになっています。

パートナーシップとイベントの重要性



さらに、協会は地域での絵本の普及として「リトル・ママフェスタ沼津」における【親子愛が深まる読み聞かせ講座】の開催など、さまざまなイベントを通じて、親子のふれあいを強化します。偶然参加した親たちが、その後も読み聞かせの楽しみを続けるきっかけになるかもしれません。このように育まれたコミュニティが、次世代へと伝承されることを目指し、私たちの活動は続いていきます。

絵本がもたらす多様な体験



また、地域の本屋と連携して「えほんのよみきかせ会」を開催し、絵本の世界をより身近なものと感じてもらう機会を提供しています。家族や友人と一緒に過ごす中で、深い思い出として心に残るのです。これからも、絵本の素晴らしさを実感し、絵本を愛する心を育てるために、さらなる普及活動に取り組んでいきます。協会設立から2年が経過し、確かな成果を感じられるようになった今後にも期待が寄せられています。

終わりに



声のぬくもりで子どもたちの生きる力を育むことを目指し、引き続き協会を通じて地域交流を大切にしながら活動していきたいと思います。これからも多くの親子に絵本の魅力を伝えながら、共に笑顔あふれる時間を作り上げていく所存です。


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会社情報

会社名
一般社団法人絵本プロフェッショナル協会
住所
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号 第2森ビル401
電話番号

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