ASTY静岡が挑んだオンライン抽選会
静岡駅に隣接する商業施設「ASTY静岡」は、2026年7月に35周年を迎え、特別な抽選会を行いました。この抽選会は、6年ぶりの再開となり、過去のスタイルからオンラインへと形を変えることで新たな試みを実施しました。
導入の背景
ジアール東海静岡開発株式会社は、ここ数年の間、コロナの影響で嬉しいことに休止していた館内抽選会を復活させる必要に迫られました。6年間の不在を経て、当初の形式では人手やコストの問題が浮き彫りになってきた中、オンライン形式の導入が求められていました。これによりお客様にとっても便利で参加しやすい環境を提供することが可能になるからです。
オンラインガチャキャンペーンの施策
ASTY静岡ではオンラインガチャを11日間にわたって実施しました。内容は次の通りです。
- - 実施期間:2026年7月16日〜26日
- - 参加方法:館内対象店舗で1会計1,500円以上の購入ごとに1日1回参加可能
- - 全店舗参加型・外れなし:QRコードを利用し、スマートフォンからその場で参加
- - 景品:中位賞や下位賞も含め、多様な景品を用意し再来館を促した
このようにすることで、客が長時間店内に滞在でき、お買い物も促進される効果を図りました。
実施の成果
このキャンペーンの期間中、参加者数は7,755回を数え、全体の売上は前年同期比で107.3%に達しました。顧客数も前年同時期に比べて104.7%と大幅に増加しました。
この結果からわかるように、オンライン抽選の導入は成功し、顧客の楽しみながらの参加が商業施設全体の賑わいに寄与しました。
コストと運営の評価
特設の引換所や専任スタッフなしでプログラムを成功させられた点が高く評価されました。従来の抽選イベントでは必要だった手間を大幅に削減することができ、コスト面でも効率的でした。
様々なデータをリアルタイムで確認しながら運営ができる点も大きな特色です。
功績と今後の展望
引き換えを行った店舗から得られた声では、お客様が楽しみながら景品を受け取っていたとのこと。テナントの従業員自身もキャンペーンへの参加意欲を示すなど、施設内のコミュニケーションも活発化しました。
さらに、下位賞として付与したTOKAI STATION POINTも好評で、多くのお客様が期間内に再来店しました。これにより、キャンペーン後も顧客の購買意欲を持続させる力を持っていることが確認されました。
ジェイアール東海静岡開発株式会社は今後、さらに多様なイベントとオンラインガチャを組み合わせる予定です。これは商業施設に人を引き寄せる強力なツールになると期待されています。
結論
今回の事例では、コロナによる影響で止まっていた館内抽選会をオンライン化し、しかも全店を巻き込む企画として見事に復活させたことが際立ちます。7,755回の参加とともに売上上昇を実現したことから、今後のマーケティング手法としての重要なケースになりそうです。このような経験がある「クロワッサン」は、他の商業施設にとってもひとつの参考になるでしょう。