羽田空港での顧客体験向上を目指す最新技術展示、HANEDA EXPO 2025へ出展

羽田空港での顧客体験向上を目指す先進的な取り組み

2025年11月27日（木）から28日（金）にかけて、「HANEDA EXPO 2025」が羽田イノベーションシティ®で開催されます。この展示会に出展されるのは、すでに羽田空港で実績がある顧客満足度向上システム、つまりフィードバックシステム「CSモニタ」と、トイレの混雑状況をリアルタイムで表示する「トイレ満空表示システム」です。これらの施設は空港やその他の施設での業務効率化を助けるために設計されています。

フィードバックシステム「CSモニタ」

「CSモニタ」は、空港利用者からのフィードバックをリアルタイムに収集し、そのデータを可視化するタッチ式のアンケート端末です。特別な個人情報を収集することなく、誰でも簡単に回答できる仕組みを提供。収集した情報はクラウド上で即座に集計され、その結果を基に清掃業務やサービスの改善に役立てられています。羽田空港のトイレは「世界一清潔な空港」とも称される品質を維持するために、CSモニタを活用し、顧客満足度の向上に貢献しています。

トイレ満空表示システム

「トイレ満空表示システム」は、トイレの利用状況をリアルタイムで表示することで、混雑を避ける手助けをするサービスです。このシステムは専用のモニターやPC・タブレットを使って、どこからでもトイレの状態を確認できます。現在、羽田空港の第1および第2ターミナルの約400個のトイレに導入されており、利用データは今後の設置数の最適化や清掃頻度の見直しに利用される予定です。また、公式アプリ「HANEDA Navigator」との連携も行い、利用者にとって快適な空港環境を提供するための工夫がされています。