守山市が市民のSNSを活用した新しい観光誘致プロジェクトを開始

守山市が新たな観光誘致プロジェクトをスタート！

守山市は、市民がSNSに投稿したコンテンツを活用する新しい観光誘致プロジェクトを始めました。このプロジェクトは、ソーシャル・アイディー株式会社が運営する「旅アトリーチ」によるもので、一般の方々のSNS投稿を通じて市の魅力を広める実証実験です。具体的には、守山市民を中心に観光地や体験をSNSで発信し、その様子が公式HPに掲載される仕組みです。

実施内容と目的

このプロジェクトの主な目的は、守山市の観光資源を市民自身の手で広めてもらうことです。市民と観光客が訪れた場所や体験をSNSに投稿し、それが広がることで、自然と守山市の魅力を認識してもらうことを目指しています。具体的には、投稿に「#いいとこ守山市」を付けることで、公式HPに掲載され、さらに多くの人々にその魅力が伝わる仕組みが整っています。

特別な体験の提供

参加者には、自身の投稿が公式HPに掲載されるという特別な体験を提供することで、守山市への愛着を深めてもらうことを狙っています。さらに、今後はイベントを通じて投稿を促進するための特典も用意されています。このようにして、投稿数の増加を図り、守山市の魅力を広めることを期待しています。

期待される効果とその重要性

この取り組みが成功すれば、SNS上での魅力的な投稿が増加し、守山市の認知度アップが期待されます。特に一般の方のSNSアカウントは、平均して500人程度のフォロワーを持っており、1つの投稿がそのフォロワー全員へのアプローチにつながります。また、インフルエンサーと異なり、一般人の投稿はエンゲージメント率が高いことから、より効果的な発信ができるでしょう。このような市民参加型の取り組みは、全国の自治体でも参考にされるモデルケースとなることが期待されます。

旅アトリーチについて

「旅アトリーチ」は、観光業向けに市民のSNS投稿を安全に掲載するためのサービスを提供しています。投稿の収集から選定、許可の取得までを一手に行うため、観光情報を手軽に発信できる仕組みです。過去には福岡市や埼玉県、静岡県島田市などでも導入され、観光率や予約率の向上に繋がった事例があります。

このプロジェクトは、観光客や市民にとって新しい視点を提供し、守山市の魅力を再発見するきっかけとなることでしょう。また、これに参加することにより、地域社会全体の連帯感や愛着も高まることが期待されます。